人的資本経営と1on1の問題点

平田淳二です。

人的資本を重要視して、人材開発や
キャリア自律を推進していく、
人的資本経営が昨今のトレンド
となっています。

そのために、多くの企業が、教育や
トレーニングの機会の増加、
エンゲージメントを高める施策、
キャリアパスの支援を行っていますが、
その中で1on1やコーチングを取り入れて
いる企業も増えています。

しかし、1on1をスムーズに導入して、
人材開発が計画通り進んでいるという
企業は多くはありません。

経営者、人事担当者、1on1を担当する
上司は、すべからく苦労しています。

なぜなら、1on1は簡単ではないからです。

1on1は相手によって対応を変える必要が
ありますし、1on1の基本的な関わりは、
業務を進めていくコミュニケーション
スタイルとは違うからです。

また、1on1はコーチング、ティーチング、
メンタリングを状況に応じて使いわける
必要があるので、もともとの素養も
ありますが、しっかりとトレーニングを
しないとうまく機能しません。

そのため、プロのコーチを雇い、
上司、部下の1on1ではなく、
プロコーチの1on1を導入する
企業もあります。

しかし、企業でのコーチング経験が多く、
信頼に足るコーチでないと、
企業でのコーチングにも関わらず、
プライベートの話にばかり誘導して、
的外れな関わりになってしまったり、
問題解決に特化したコーチングに
なりすぎて、目の前の問題解決だけの
コーチングになり、問題は解決するけど、
期待していたキャリア自律とは
程遠い結果になることもあります。

しかし、1on1はこの忙しい環境の中で、
自分自身を振り返り、
キャリアを創っていく力になり、
また、人を大切にする経営の根幹に
なるものでもあります。

今回の1on1ウェビナーでは、1on1や
コーチングを導入、継続するうえでの
問題点やその対応方法と、簡単にできる
キャリア自律に向けた1on1のコツを
ご紹介したいと思います。

日程 4月25日(木)12時15分~45分

当日は1on1のデモのお相手も募集
しています。よろしくお願いします。

※本ウェビナーは企業等の組織に
お勤めの方を対象としています。


P.S.
1on1ではありませんが、現在
ウエイクアップのメンバー全員と
面談をしています。
さらに、上級コースメンバーとの
中間レビューも始まっています。
なかなかスケジュールが厳しいものが
ありますが、面談や1on1はいつも
やってみて良かったと思います。
もし、この機会がなかったら、、、と
少し怖くなったりもします。

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