パーパスの作り方

「カオスを超えて、本質へ」の
ウエイクアップで代表をしている
平田淳二です。

今日はちょっと変わった自己紹介から
始めました。実は、ウエイクアップは
昨年、私たちのパーパスを
「カオスを超えて、本質へ」
という言葉にしました。

これは社長である私が決めた言葉
ではなく、社員やコーチ、
コンサルタントたち全員で一緒に
考え出したパーパスです。

このパーパス作成は、一昨年
ウエイクアップフェスという
イベントを企画したメンバーたちが、
振り返りの中で

「ウエイクアップとは何者か?」

という問いを考えたことから
生まれたものでした。

彼らは、ウエイクアップの方向性を示す
言葉が必要だと感じていました。

そこで2023年の4月に、
「パーパスプロジェクト」
というプロジェクトが始まりました。

最初のミーティングでは、
どんな雰囲気でプロジェクトを進めるか、
問題が起きたときの対処法などを
話し合い協働関係を深めていきました。

そして、「パーパス」と「ミッション」
の違いや、8年前に作ったミッションと
どう区別するかなどの基本的なことを
話し合いました。

プロジェクトの進行は、
全社ミーティングで随時共有されました。
なぜなら、パーパスはウエイクアップに
関わる全員に影響を及ぼすからです。

プロジェクトの最初のステップは、
経営チームとの個別面談と
社内ワークショップの実施でした。

経営チームとの面談は、パーパスについて
どう思うか? といった話をして、
全員の意識が徐々にパーパスに向かって
いくための頭出しを行っていきました。

ワークショップでは、パーパスの
理解を深めたり、キーワードを
出し合ったりしましたが、いつも
スムーズに進んだわけではありません。

時には、ミッションへの強い思いや、
「なぜ今パーパスが必要か」という
基本的な質問に戻ることもありました。

それでも、プロジェクトチームは
何度もミーティングを重ね、
話し合いを続けました。

そして、最高潮に達したのは
全員が参加するワークショップでした。

その日は、傾聴はどこへ?と思えるぐらい
活発な意見や、体を使ったワークが
行われました。
その結果、聞こえのいい言葉が
パーパスになりそうでした。

しかし、対話を重ねる中で、
「本当にこれでいいのか?」
という声が出てきました。

私たちは、万人に好かれることを
目指すのではなく、私たちの考えに
共感してくれる人とともに
進んでいきたいと、

そこからさらに話し合いを進めて、

「カオスを超えて、本質へ」

という言葉にたどり着きました。

これは、私たちが行っている
Co-Activeコーチングや組織変容の
プロセスそのものを象徴しています。

今日は、このプロジェクトの過程を
共有することで、プロジェクトの完了を
記念し、振り返りたいと思いました。

もし、あなたの会社でもパーパスを
作りたい、広めたいと思った場合は、
気軽に私たちにご連絡ください。

きっと、本質的なパーパスに向かうための
サポートができると思います。

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