平田淳二です。
先月に仕事(特に1on1)で使える
Co-Activeコーチングをウェビナーで
解説しまして、
コーチングを学んでいる方から、多くの
反響がありました。
今回はその内容をご紹介したいと思います。
仕事で行う1on1は明確に定義されて
いるわけではありませんが、
大まかに言うと、部下と上司の定期的な
対話を通じて、部下の成長や本領発揮を
促す対話だとされています。
一方、Co-Activeコーチングは
Co-Activeモデルの上で、相手の本質的な
変化に向けて関わっていくコーチングです。
仕事における1on1とは、目的のところで
「ズレ」があるわけです。
では、1on1でCo-Activeコーチングを
どのように活用すればいいかというと、
まずは、この「ズレ」を直していく
ことが必要になります。
Co-Activeモデルで言うと
「意図的な協働関係」です。
そもそもの目的の「ズレ」があったまま
Co-Activeコーチングを行っていくと、
お互いが気持ち悪いまま
コーチングが進んでしまい、その結果、
「コーチングは仕事では使えない」
と割り切ってしまい、
もともと使っていた指示・命令や
ティーチングでの部下への関わりに
戻ってしまいます。
また、コーチングを学んでいる人以外は
コーチングのことをあまり知りません。
未だにアドバイスをしてくれるものだと
思っている人が大多数です。
そのため、最初にやることは、ズレを直す
「意図的な協働関係」創りです。
そして、1on1で意図的な協働関係を
創るポイントは、相手にコーチングを
説明し、コーチングを受けたいと
思ってもらえるかが大事です。
特にこの5つのポイントを抑えると、
相手にコーチングの意味が伝わりやすく
なります。
- Co-Activeコーチングとは何か
- なぜ、1on1でCo-Activeコーチングを行うのか
- Co-Activeコーチングの進め方・受け方
- Co-Activeコーチングを受けると何が変わるのか
- 説明後に、感想を聞く
「Co-Activeコーチングとは何か」の説明は
以下の6つがポイントになります。
- スポーツのコーチのようなアドバイスはしない
- 拡大質問などのコーチングスキルで関わる
- 意識の変化から行動変容をおこす
- 応援者のスタンスで関わる
- 問題解決ではなく人に焦点を当てる
- 単なる目標達成のためのものではない
これらを、相手の状況に応じて
説明するといいでしょう。
そして、重要なのは2の「なぜ、1on1で
Co-Activeコーチングを行うのか」です。
「なぜ、私はコーチングを受ける必要があるのか」
という点をわかりやすく説明できると、
お互いが協働したコーチングに
つながっていきます。
「なぜ」を説明するときは、
以下の要素を選択して伝えるといです。
選択のポイントは、相手が望んでいるもの
もしくは上司として、相手の成長に向けて
大事だと思っていることがいいでしょう。
ただ大事なことは、
普段の忙しい仕事の中では、自分自身の
長期的な展望を考える時間をとることが
難しいので、そのための時間が1on1
とも伝えるといいです。
- 主体性の発揮
- 既存の枠を超えた発想
- キャリアを考える時間
- 行動と学びのサイクル
- 自ら考える習慣
- 成長につながる
- 重用な局面にいる
そして、相手に安心感をもたらすために、
コーチングの進め方や
効果的なコーチングの受け方の説明を
していきます。
解説がかなり長くなったので、
このあたりで終了したいと思います。
また、内容に反響があったら
3以降についてもメルマガで
とりあげたいと思います。
Co-Activeコーチのみなさん、
ぜひ仕事でもCo-Activeコーチングを
活用してくださいね。
P.S.
いよいよ今週金曜日、虹プロ2の
メンバーが確定しますね。
スキズの3RACHAが審査員になって、
ますます盛り上がっています。
ウエイクアップで情報を追っている人は
私しかいませんが、だれか話せる人は
いないのかなといつも思っています。
数少なそうなセイタ推しです。
夏にはJYPセンターも見に行きました。