新NISAとコーチング

平田淳二です。

2024年度から新NISAが始まります。

ネット証券各社は、新NISAに向けて
新しい投資信託を拡充したり、
ポイント還元の設定、また積立時での
クレジットカードのポイントや設定額の
拡充など、2024年は個人の投資に関して
大きな変化を迎えています。

実際のところ、
日本円で貯金を持っていたとしても、
インフレが進むと、貯金の実際の価値は
目減りしていきます。

また、人気のある銘柄のS&P500や
全世界株式などは、長期に見ると
減少することは考えにくく、来年からは
多くの人が新NISAを活用していくだろう
と私は思っていました。

しかし、私の周囲の人に話を聞いてみると
新NISAの概要を知っている人は、あまり
多くはありません。

逆に教えてほしいと言われることが
多々あります。

「えっ、なぜみんな新NISAのこと知らないの?」

と逆に自分が驚いています。

ここで何をいいたいかと言うと、

「自分の当たり前は、他人の当たり前ではない」

ということです。

今回は、新NISAのことではなく、
ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン
らしく、コーチングをテーマにして、

「コーチの当たり前は、世の中の当たり前ではない」

ということについて書いてみます。

例えば、私が以前
「マンガでやさしくわかるコーチング」
を書くために、出版会社の人と
打ち合わせをしていたときのことです。

コーチングをすることを、「セッション」
という言葉で伝えたところ、

「セッションって何ですか?」

と聞かれました。

そのあとに、コーチングをすることを
セッションと言います。
と解説しましたが、このように
言葉が通じないことが多々ありました。

特に企業研修(特に国内系の会社)では
参加者が、コーチである私たちの
使う言葉に違和感を覚えることが多く、

「感じる」
「シェアする」
「エッセンス」
「質問を”投げる”」
「気持ち」
「クライアント」
「人生の目的」

これらの言葉を使うときは、言葉の
説明をしながら使ったり、逆に
違う言葉で代用しながら進めていました。

例えば、コーチの皆さんは、コーチングを
受ける前に、当たり前のように

「サンプルセッションを受けてみませんか?」

という言葉を使いますが、この言葉は
相手に正しく伝わっていると思いますか?

一度、自分の使っている言葉を
見直してみることをおすすめします。

コーチングを、相手の使っている言葉や
相手の関心のある内容に沿って説明が
できると、それだけでコーチングをする
機会が飛躍的に増えると思います。

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