私を励ましてくれていたもの

ウエイクアップの組織変容コーチの山川広美です。

とても個人的なお話から始めます。
少しお付き合いください。

・懐かしい建物の取り壊し

今から30数年前、新卒入社し
数年間働いていた会社の建物が、
役割を終え解体中です。

都会のビルとは違い田舎の
なにも無いところに(田んぼ+住宅地の
表現が正しいのでしょうか)
ぽつんと建つ5階建てのビルで、
近隣に住む人はよく知る
ランドマーク的な存在でした。

数年前に会社組織はグループ会社内での
合併も経て、今は別場所に拠点があり、
役割を終えた建物です。

私は今でも近隣に住んでいるので、
毎日のようにその建物の前の道を
車で通っていました。
ある日ちょうど前を車で通りかかり、
取り壊しが始まる姿を目にした時には
事前に聞いていたことではありましたが、
驚きで思わず車のブレーキを踏んでしまった
くらいです。

そして、そこから毎日のように
解体が進む様子を目にしながら20代の頃の
様々な事を思い出しています。
楽しかったこと、嬉しかったこと、
悔しかったこと、悔しかったこと…(あえて2回)、
様々な気持ちが蘇ります。

・励まされていた私

建物の解体で、寂しい気持ちになりましたが、
これまでこの建物に今の自分が
励まされていたことに気がつきました。
幼い頃、近所のおばあちゃんがいつも
「がんばってるね」
と励ましてくれていたように、
建物に象徴される20代の自分自身に私は
励まされていたのだと思います。
それで、
そのおばあちゃんが居なくなったようで
寂しい気持ちになったようです。

考えてみると、建物はなくなってもあの頃の
何かが私自身を励ましてくれている事には
変わりはないでしょう。
そう思うと、少しほっとしました。

・みなさんを励ましてくれているもの

さて、組織やチームメンバーお一人お一人にも、
同じようなご自分を励ましてくれている
「何か」があるのではないでしょうか。

これは、私たちの過去の経験、共有した思い出、
そして共に過ごしてメンバーたちによって
作られていきます。
例えば、若い頃に関わった
商品やサービスを見ることで、その頃の
熱や努力を思い出すことがありますし、
思わず笑ってしまうような若い頃の写真や、
仕事仲間との楽しい会話も同じです。
組織やチームそのものを
励ましてくれているものもあると思います。

また、チームのメンバーとそんなことを共有することで、
メンバー同士の関係性が深まり、
チームを支える目に見えない器が
作られるように思います。

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