コーチの最も大事な仕事は何か?

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。
コーアクティブ・コーチングのトレーニング
プログラムのトレーナーを担当しています。

ここ2ヶ月ほど、朝の時間の過ごし方を
意識的に変えることを試しています。

夫が在宅で子どもたちの朝の諸々の支度を
任せられる日は、
6時ごろには自宅を出て、
代々木公園を抜け、明治神宮の
鳥居をくぐり、本殿で手を合わせ、
裏参道を通って、また鳥居をくぐり、
一礼する。

ゆっくり歩くと1時間ほどのコースです。

朝から元気よく鳴く蝉たちの声や
鳥たちのさえずりに、
命のパワーを感じる。

夏から秋へと
少しずつ変わってゆく風を肌で感じ、
鳥居をくぐった瞬間の
すっと通るような空気感に自分の心も
すーっと静かになることに気づく。

玉砂利を踏み締める音を遠くに聞きながら、
ゆっくりと歩く。

神様に手を合わせ、
感謝を伝え、祈りながら、
今、ここにある自分のシンプルな
願いを受け取る。

木漏れ日あふれる裏参道を歩きながら、
すれ違う人と、
おはようございますと挨拶を交わす。

この朝の時間を意識的に持つことで、
自分が集中度高く人や場に
対峙できていること、
自然体で楽な自分でいられること、
スケジュールが隙間なく詰まっている
日常の中でも、疲労感がなく、
自分の体も心も整った状態で
あれることを、自分ごとながら、
とても驚き興味深く感じています。

経営者の方たちが、
瞑想やマインドフルネスを実践されている、
と聞くことがあります。

さまざまな角度へ
意識のアンテナを張り巡らせ、
想定外のことが起こり続ける中で、
しなやかに、力強く、今この瞬間から
自分以上のもののために、
重要な意思決定をする。

そのためには、自分の状態が
純度高くあることが決定的に大事であり、
影響があるのではないかと思います。

そして。

人が自らの人生のオーナーシップを持ち、
必要な選択をし続けることで、
自らが歩みたい道を歩み続けるジャーニーを
バディとして
共に歩む私たちコーチにとって、
自分というOSの状態を整えることは
とても大事で、
クラアイントとの関係性と対話から
共に創り出すものに影響があります。

自分を整える手段は、人によっては
深く深呼吸をすることだったり、
ランニングをすることだったり、
波乗りをすることだったり、
お風呂にゆっくり浸かることだったり、
お気に入りの音楽に身を委ねることだったり、
質の良い睡眠をとることだったり、
信頼できる誰かに
話を聞いてもらうことだったり、
植物や土に触れることだったり
するかもしれません。

コーチの本質的でシンプルなお仕事は、
自分を整え続けること。

みなさんの日常でも、
自分にしっくりくるやり方を見つけて、
ぜひ実践してください。

追伸:
我が家の子どもたちを見ていると、
6歳の長男にとっては、ポケモンゲームで
ゲットしたカードをひたすら並べ続けること、
3歳の次男にとっては、レゴブロックで、
ピタリと左右均等の飛行機を
集中度高く作ることが、
自分を整える手段のようです。

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