「ごめんなさい」は不思議な言葉

ウエイクアップで、
CTIのファカルティをしている
青木聡美(いろり)です。

現在、コーアクティブ・
リーダーシップ・プログラム
(10ヶ月間のプログラム)を
提供させていただいていますが、
その中で、コーチングや、
日常のコミュニケーションの場で
ご活用いただけるあることに
遭遇したので、共有させていただきます。

それは、「ごめんなさい」という言葉が
自分や相手に与えるインパクト
についてです。

「ごめんなさい」は、
自分も相手も含む、当事者のやる気を
増加させることにも
減少させることにも
なるのをご存知でしょうか。

長年コーチングをしていて、
コミュニケーションの場が
もやもやしておらず、クリアな場合に、
お互いのやる気を引き出すことになり、
新しい発想が生まれやすいことを
経験しています。

日常で「ごめんなさい」を使う場面を
思い出してください。

どのような時に、どのように
「ごめんなさい」を使っているでしょう?
最後に「ごめんなさい」を言ったのは
いつでしょう?
案外、無意識に使っている
かもしれません。

例えば、故意にではなく
相手に不快な思いをさせたと気づいた時、
(素直に)「ごめんなさい」
と言います。

保身のエネルギーの一切ない、
心からの「ごめんなさい」は
相手に受け取られて、
結果、お互いの間には
何のわだかまりも残らず
クリアな状態になります。

一方、自分を守るために
自動的に発している「ごめんなさい」も
時にはあるかもしれません。

偽ろうとしているわけではありませんが、
本当に自分が願っていることとは
ズレているのに、
自動的に発している場合です。

例えば、本当は同じ目的に向かって
共に力を合わせる仲間なのに、
保身マインドから、
「(この相手は面倒な人だから、
この場をやり過ごすために
とりあえず)ごめんなさい」
という場合もあるでしょう。

しかしながら、私たち人間の感度は
思っているよりも遥かに高いので、
相手に伝わるメッセージは
「あっ、やり過ごされた」となり
お互いの間には、もやもやが残ります。

一方、犠牲者マインドからくる場合も
あるかもしれません。

「(私の力不足で、
結果が思うようにならず)ごめんなさい」

不思議なことに、
こういった保身や犠牲者マインドから、
自動的に発せられる「ごめんなさい」は、
コミュニケーションの場に
もやもやを発生させて、
二人の関係は離れていきます。

結果、お互いに力が満ち溢れる方向とは
逆の方向に向かいます。
 
横道にそれますが、吉本新喜劇の
「あっきー」が劇中で、
自分が怒りの頂点に達した時に、
それを引き起こした相手が
(大きな声で心から)「ごめんなさい」
と言います。
 
すると、あっきーは、即座に
「いいよ〜」と応えます。

ご覧になったこと、あるでしょうか?

私たち人間は、心からの素直な
「ごめんなさい」には
自分の怒りすらも脇に置いて、
「いいよ〜」と応えて
しまうのかもしれません。
 
コーチングは、
クライアントさんの、
自動的に発せられる声を超えて、
心からの素直な声に耳を澄ます
仕事でもあります。
 
自分も含めて、
どのようなつもりで
「ごめんなさい」を言っているか、
どのような「ごめんなさい」を
言われた時に
すっきりと受け取れるか、
あるいは受け取れないかに、
意識を向けてみると
発見があるかもしれません。
 
コーアクティブ・リーダーシップ・
プログラムは、人と関係を築きながら
自分の人生の目的を歩むリーダーを
育てる実践型のプログラムです。
 
次回のリーダーシップ・プログラムは
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