リーダーであることとは?

ウエイクアップの安木千夏(サマー)です。
2022年6月からCTIのコーチングコースの
リードを担当しています。

2月に入りましたね。
うちには年長さんの末っ子がいるので
卒園ムードをひしひしと感じています。
新しい学校、部署、役職、人との出会い、
と変化の前触れにドキドキ、ソワソワ
する時期でもありますよね。

去年の今頃は私もコースリーダーとしての
初のコースを控え、
自分はどんなリーダーでありたいのか?
と日々自分に問いかけていました。

ちょうどそんな時に
はっとした出来事があったので
ご紹介したいと思います。

うちの末娘は
今では小さい子達の面倒を見、
アイディアマンとして面白いことを発信
しながら楽しい園生活を送っていますが、
去年の今頃はぼそっと
「今日は行きたくない」
と言う事が増えていました。

その事を幼稚園の先生に相談した時に
返って来た言葉は、

「毎年もうすぐおひさま(年長さん)が
卒園してしまうこの時期になると
ナーバスになるうみちゃん(年中さん)が
多いんですよ。
おひさまに憧れる分、
自分達にあれができるだろうか?
と心配になっちゃうんですよね。

実際4月になると今すぐあの
卒園間近のおひさまの様にならないと!
と張り切りすぎて疲れちゃう子が
すごく多いんです。私たちは
1年かけて立派なおひさまになれば良いよ
と思っているのに、
勝手に色々背追い込んじゃって
5月にどっと疲れが出ちゃうんですよね」

っと園児への愛情たっぷりに
話してくれました。

「ええっ?」
その話を聞いた時、
強烈パンチを喰らったような気がしました。
自分に向けられた言葉かと思いました。

その頃の私は
大好きなコースをリードできる喜びに溢れ
「こんなリーダーでありたい」と
胸を膨らませていたはずなのに、
しっかり届けたいと
猛烈に準備しているうちにいつの間にか
今すぐベテランリーダーのようにならなければ!
と苦しさを感じていた時だったのです。

5歳児の子供たちの話を聞いて気づいたのは、
どうやら私たちは
リーダーと肩書きが付いた瞬間に
色んなものを背負い込んでしまう傾向が
かなり強くあるということ。
そして一生懸命な私たちは
子供の頃からずっと
それを繰り返してきたわけです。

もちろんそれが悪いわけではありません。
誰しもこんなリーダーになりたい、と
憧れや目標を持ちそこに向かって
努力をして行くことは尊く素敵なことで、
まさに私たちが
コーチとして応援していることです。

ではどうしたら
「こうあらねばならない」
の呪縛から解き放たれ、
自分らしいリーダーとして
自由であることができるのでしょうか?

私が思うのはまずは
とらわれていることに気づく
ことかな、と思うのです。

現にあの時うみちゃんの話を聞き
パンチを喰らった直後には、
頑張っちゃっているうみちゃん、
そして気張っちゃっている自分に
「なんか背負っちゃってたね」と
温かい眼差しを向けられ、
ふっと軽くなったのを覚えています。

深呼吸をして、自分に
「〜ねば、〜べき」を手放していいよ、
と許可できた瞬間だったのです。
そして大切なのは
これを繰り返していく
ことなんだなぁと思うのです。

皆さんが知らぬ間に勝手に
背負ってしまっているものがあるとしたら
それはなんでしょうか?
そしてそれは人生のどの領域で起きていますか?
自分でふと気づけることもあるでしょうし、
コーチや第三者に気づかせてもらうことも
あると思います。

コーアクティブでは
「リーダーとは願いを持ち、協働していく人」
と定義しています。
そう、1人でやらなくて良いんです。

あなたはどんな願いを持ち、
誰と協働して行きたいですか?

コーアクティブはあなたらしい、
あなた唯一のリーダーシップを
応援しています。

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