問いの答えはどこにあるのか?

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。
CTIのコーチングコースのリードを担当しています。

最近ふと思うところがあり、
コーチング・バイブルの初版(2002年発行)を
本棚から取り出し、ページをめくりました。

当時の感覚を思い出し、
胸が熱くなるのを感じました。

2007年、社会人5年目を迎え、
次なるキャリアや生き方に
意識のアンテナが立っていた最中、
「コーチング」というキーワードに出会い、
横浜駅西口の有隣堂のコーチング関連の
コーナーに並んでいる書籍の中から、
最初にふっと手を伸ばして開いたのが
コーチング・バイブルでした。

冒頭の「日本の読者の皆様へ」という
見出しで書かれているメッセージを
読みながら、気がつくと、
はらはらと涙を流していました。

なぜ自分が泣いているのか。
胸が熱くなっている感覚があるのか。

その理由が自分でも分からないまま、
書籍を購入し、貪るように一気に読み、
CTIジャパンの存在を知り、
ワークショップに申し込み、今に至ります。
そこには、こんなメッセージが綴られていました。

・・・・・
今皆さんが手にしているこの本は、
「人々の心に灯りをともし、
その灯火を絶やさずに燃やし続ける」
というテーマについて書かれた本でもあります。
人々が生き生きとした人生を送るために、
私はどんなサポートができるだろうか、
そんな皆さんの問いに答えた一冊なのです。
・・・・・

今思い返してみると、
ここに綴られていた問いと、私自身が
自分の心の奥深くで問うていた問いに、
通ずるものがあったのだと気がつきます。

人が本当に生きるとはどういうことか。
自らの命を生き切るとはどういうことか。
そのために、私は何ができるのだろうか。

コーチング・バイブルとの出会いから15年。

今もこの問いは、私のど真ん中にあり、
問い続けたプロセスが、
私を今の場所まで連れてきて、
次なる場所へ連れていくのだろう
と感じています。

問いの答えを見つけることが目的ではなく、
問い続けることが、
必要な場所に自分を連れていく。

問い続けることが、
その答えを生きることになる

だからこそ、自分の人生において、
どんな問いを自分に問い続けるのかが、
とても重要で、人生に違いを創り出します。

今、あなたはどんな問いを持っていますか?
どんな問いとともに、人生を歩みたいですか?

あと一ヶ月ほどで、新しい年が始まりますね。

これからの未来へのギフトとして、
自分に尋ねてみてください。

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