浅田真央選手から見る、コーアクティブ・コーチング

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。
CTIのコーチングコースのリードを
担当しています。

たくさんのコーチたちの変化や成長の
フェーズに立ち会う中で感じるのは、
コーアクティブ・コーチングの学びと
実践の旅路は、決して居心地のよい
瞬間ばかりではないということです。

「コーチとしての幅を広げる」

コースの中で度々出てくるキーワードです。

このキーワードから私が思い出す人物の一人に、
フィギュアスケーターの浅田真央選手がいます。

さまざまな大会で素晴らしい結果を残した彼女。

浅田真央選手といえば、トリプルアクセル。
そんな代名詞で語られることも
多かっただろう現役時代。

彼女がトリプルアクセルを封印した
時期がありました。

その選択やプロセスの中には、
さまざまな葛藤や迷いがあったことと思います。
そこに何があったかは、本人のみぞ知る世界ですが、
彼女の姿から私が垣間見るのは、

『人は、自分の今ここを超え、さらに
成長し、進化し続けようとする時に、
自分の慣れ親しんだ安全領域を超えて
ゆく必要がある』

ということです。
慣れ親しんだ安全領域とは、
コーチングの文脈で言うと、例えばこんな領域です。

  • 事柄や問題にフォーカスし、明確な問題解決に導く
  • 相手にとって心地の良い、ナイスな聞き手である
  • 全ての話を丁寧に聞く

対して、安全領域を超えた先は、
例えばこんな関わりかもしれません。

  • 自分が有能な解決者であることを手放し、相手の持つ力を100%信じ、問う
  • 相手が自分の真実につながるために、耳の痛いことを伝える
  • 本当に重要なことだけについて対話するために、相手の話を中断し、方向性を指し示す

誰しも、自分の安全領域を越えることは、
少なからず、恐れを伴います。
その先は未知の世界だから、当然のことです。

そして、全ての人が安全領域を
超え続けなければいけないわけでもありません。

それでもなお、
コーアクティブ・コーチングにおいては、
安全領域を超えて、
「コーチとしての幅を広げる」ことを
なぜ大切にしているのか。

それは、人が、その人のなりうる
最高の姿に向けてどこまでも変化し、
成長し続けることを願い、信じて関わり
続けるのがコーアクティブ・コーチングの
目的であり、そこに向けて関わり続けるのが
コーアクティブ・コーチの役割だからです。

コーチとして、自らが
自分の安全領域を超えて関わり
ダンスするとき、結果として、
ダンスする相手も、これまでの場所の
向こう側でダンスをし始め、
その人本来の姿が現れます。

そしてそこには、
浅田選手が見せてくれたように、
えもいわれぬ、美しくてダイナミックで、
唯一無二で、多くの人を魅了する姿が
あるのだと思います。

そんな世界に向けて、
ぐっとコーチとしての自分を後押しして
くれるのが、コーアクティブ・モデルの中の
4つの礎(=コーチとして寄って立つ
土台であり、スタンスであり、人間観)です。

4つの礎にしっかりとコーチが乗り、
クライアントとダンスする。

その感覚を磨きたい方は、
ぜひこちらの機会でご一緒しましょう。

オンラインスキルドリル

2022/11/8(火)19:00~21:00
「コーアクティブ・モデルを体感する
 ~礎に乗ったコーチングとは?~」

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA