僕の193円をネパールの人のために使って欲しい

ネパールの学校

こんにちは。
ウエイクアップ・SDGsプロジェクトの岡本直子です。

SDGsプロジェクトでは、
「自分自身のパーパスに出会い、
リーダーシップに火を付ける」

SDGs実践会の参加者を募集中です。

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今日はこのプログラムに関連して、
個人的に体験したことを書いてみたいと思います。

先日、草の根の人道支援を続けるリーダーに
お会いする機会をいただきました。
ネパールの農村で25年以上も活動されている
OKバジこと垣見一雅さんです。

垣見さんとお会いして、
リーダーとの対話から受け取るエネルギーの凄さ
を改めて実感しました。

垣見さんの誠実なあり方や真摯な眼差しは、
7歳の息子にも影響を与え、息子は
自分の持っているお金193円を
ネパールの人々のために使って欲しい、
使って貰えて嬉しいと言って、
全て垣見さんに託しました。

食用油を買えないネパールの家庭に、100円あれば
500mlの食用油と洗濯石鹸を届けられると知り、
また、垣見さんの穏やかだけれど力強い、
そして温かいエネルギーから感じ取るものが
あったのでしょう。

普段はことあるごとにウルトラマン!と
人形をねだる息子も、
自分が大好きな人形を買うよりも、そのお金を
ネパールの人のために使ってもらえたら嬉しい
と感じたのです。

垣見さんは村人一人一人に目を配り、心を寄せ、
その場限りではない支援を続けておられます。

例えば、支援金を使って
農村の一人暮らしのお年寄りにお米を配ることは
簡単ですが、垣見さんはただ渡すのではなく、
お一人お一人に「貴方は何ができますか?」と尋ねます。

そして籠を編めると言われたら、
全て買い取るから籠をたくさん作って欲しいと伝え、
籠を買い取る形で支援を行うのです。

ただ与えられて生かされているだけではない、
「自分も誰かに必要とされている」
と感じてもらいたいからだと垣見さんは言います。

“Everyone needs to be needed”
と、ダライ・ラマの言葉を引用して
おられたのが印象的でした。

その後も息子は
「いつかネパールに行けたらプレゼントを渡したい」
と、折り紙を折ったり、
「食べ物を持って行って渡すよりは、何か
野菜の種を渡したら良いかな? そしたら、
それを育ててずっと食べられるかな?」
など、自分なりに考えを巡らせています。

垣見さんのお話を聴き、そのあり方に触れることで、
何か息子の心にも灯るものがあったのだろう、
そしてそれが彼なりの行動へと繋がっているのだろう
と思っています。

お会いしてから数週間経った今も、
私の心にもまだ、垣見さんからいただいた
善きエネルギー、薫陶に恥じぬ行動を
日々重ねていきたいという感覚が残っています。

冒頭でご紹介したSDGs実践会は、
垣見さんと同じように、それぞれの想いと志を持って
社会課題解決に挑むリーダー達を訪ね、
現場を体感し対話を重ねることで、一人ひとりの
意識と行動の変容を促進していく

ラーニングジャーニーです。

期間:2022年9月15日~2023年1月18日(全6回)

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皆さんの内側には、どんな想いや志があるでしょうか?
その想いを社会課題解決やご自身のお仕事に
結びつける最初の一歩は何でしょうか?

そんなことを共に探るジャーニーを
ぜひご一緒できたら嬉しいです。

7月20日までのお申込みで早期申込割引
適用となります。この機会にぜひ、
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