ウエイクアップの池田佐佳子(さよこ)です。
いつもはCTIのコーチングコースや
企業でのコーチングコースといった
様々なプログラムのリードをしています。
今回はフィードバックについて
書いてみたいと思います。
CTIのコーチングコースでは、コーチ役が
クライアント役のリアルなテーマを、
習ったやり方でコーチングする練習を
何度もやっていきます。
その際、最後に
クライアント役の方からコーチ役の方へ
フィードバックをする時間を持ちます。
私たちリーダーからは、フィードバックの
ポイントとして、以下の様なことを伝えます。
- 最初に「良かったところ」を伝える
- 次に「更にもっとこうしたほうが良い」
「こうして欲しかった」ことを伝える
↑この順番で伝えることが大事!
- 具体的に伝える
例)〜の時に〇〇のスキルを使ったのがどうだった。
フィードバックの内容・事柄的には
この様なことなのですが、やはり
何が大事か、何が相手の心に響くかは、
伝える方のスタンスに他なりません。
先日、とある企業でリードした際に
とても印象的な言葉を聞きました。
「褒められようが、評価判断されようが、
自分のことを見てくれていない人から
何を言われても刺さらない」
今でも、その発言が出た時の何とも言えない
場の空気感をありありと思い出すことができます。
きっと誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか。
フィードバックを伝えてみたけれど
受け取ってもらえたような気がしない。
もらったフィードバックは事柄的には
正しいかもしれないけれど、ただ心が傷ついた。
できることならフィードバックは、
相手の成長を願って、応援する気持ちで
相手に伝えたいものです。
そして私が考える さらに大事な点は、
自分らしい表現で伝えるということです。
なにも明瞭快活なトーンで明るく
言わなければならないこともありません。
ボソッとした声だとしても大丈夫です。
大事なのは、その人らしく自然体であることです。
「〇〇なところが良いと思うから、
さらに☆☆だともっと良くなると思うよ」
私はフィードバックの交換がもっともっと
増えていくことを願っています!
【おまけトーク】
最近嬉しかったフィードバックは
「さよさんに言ってもらえたことが嬉しかった」だったけど、
「ほんじゃ、私にも何か言って」って返せなかったんだよなー。