コーアクティブは、一人でやらない

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。
CTIのコーチングコースのリードを担当しています。

引き続き、コロナ禍で、多くの方が、
難しさや不自由さを感じている日常だと思います。

かくいう我が家もまさにその渦中。

我が家の4歳と1歳の子どもたちは、
2人そろって同じこども園に通っています。

園児数が100人を超える大規模な園のため、
コロナの影響によるクラス休園は当たり前の日常です。

最初の頃は、園から休園の依頼があった時は、
頭が真っ白になり、天を仰いで呆然としましたが、
最近は、さてはて仕事の調整をどうするか、と
思考を建設的に切り替えることができるように
なってきました。

夫婦でお互いの仕事の状況を共有して、
どこはマストで、どこは調整できる可能性があるか、
どこでお互いをサポートしあえるか、
連携しあえるかを話し合い、合意する。

子どもたちに状況を説明して、
お互いに心地よく過ごせる一日の過ごし方を
一緒にデザインする。

ママ友と連携して、子どもたちが遊ぶ機会を作ったり、
子どもを預かってもらったり、預かったりする。

チームの仲間に助けを求めながら、
お客様に状況を伝え、相談させてもらいながら、
今できるベストを尽くす。

そんなことを、試行錯誤しながらやり続けています。

コロナ禍でますます実感しているのは、

「コーアクティブ・コーチングは、本質的なライフスキルである」

ということです。

“コーアクティブは、一人でやらない”

という言葉があります。

自分一人でふんばったり、がんばりすぎたり、
抱え込んだりするやり方だけでなく、
人を信頼して、自分を信頼して、
お互いの関係性を信頼するからこそ、一人でやらない。
人とともに創り、生き、働き、暮らす。

これは、全ての人が根源的に願っている
生きかたなのではないでしょうか。

そして、コーアクティブ・コーチングの中には、
そのための実践的な知恵が多くあります。

特に、コーアクティブ・コーチングの
重要なコンセプトの一つである、
「意図的な協働関係※を創りつづける」
という考え方は、予測不能で流動的で、
ともすると孤立しがちな今の時代において、
とても実践的な知恵です。

※意図的な協働関係を創る(Designed Alliance)
お互いに最大限に力を合わせるために、
関係性に意識を向け、率直に言葉にしあい、
リクエストしあいながら一緒に創り続けるという考え方

かくいう私も、もともとは、
一人でギリギリまでがんばる型の人間です。
それは強みでもありますが、
一人でがんばって創り出せるものと、
人と力をあわせるからこそ創り出せるものには
大きな違いがあります。

コーアクティブ・コーチングとの出会いは、
そんな私に、人とともに豊かに生きるための
大いなる可能性の扉を開けてくれました。

気がつくと、いつもヘトヘトになってるな。
一人でいろいろとやりがちだな。
人に助けを求めることが苦手だな。
本当はもっと人と交わり創りあいたい。
もっとエコに、楽に、あるものを有機的に使いながら
チームで前に進んだり、結果を出していきたい。

そんな願いを持っているすべての方に、
コーアクティブ・コーチングの学びと実践を通して、
人とともに豊かに生きる人生を、
大いに味わい経験し尽くしてほしいと願っています。

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