職場メンバーの成分表を知っていますか?

ウエイクアップ組織変容®コーチの木村史子です。

「チームメンバーがどんなことに力を入れたいと思っているのか」
「仕事以外のプライベートの忙しさはどうなのか」

知りたいと思うけれど、昨今の
ハラスメント防止ルールからすると、
そんなに根掘り葉掘りきくわけにはいかないし…。
と思っている方、多いのではないでしょうか。
そんな方のお役に立つtipsとして
メンバーの成分表を使った対話をご紹介
したいと思います。

先週、ウエイクアップの組織変容®コーチ
全員が対面で集う機会が2年ぶりにありました。

決めたいことや話し合いたいアジェンダは
山ほどあったのですが、敢えて、
自分たちの「今」を伝えあう、知りあう
という時間をとることを大切にしました。
そうすることで、自ずと未来について
効果的に話すために必要なアジェンダが立ち現れる
と考えたからです。

メンバーには、自分の「成分表」の円グラフを
書いてきてもらい、その成分表(円グラフ)を
見せながら自分の近況をシェアしました。
気楽な自己開示の場となることを意図して、
「手書きOK」「その場で書くのももちろんOK」
としてスタートしました。

例えば私の成分表(円グラフ)はこんな感じでした。

  1. 30% 家族(夫と娘のサポート)
  2. 20% 自分のこと(余暇、友人関係)
  3. 25% 経営者コーチング
  4. 15% ウエイクアップ組織変容チーム、各社関係性コーチングなど組織開発
  5. 10% システム思考ワークショップ、社会起業家サポートプロボノコーチング、個人契約のコーチング

私の場合、この円グラフをメンバーに見せながら
家族や最近急に悪くなった夫の体調とそれが
仕事にどう影響しているか、子供の進学と
そのサポートの状況、また、
いろいろな仕事に取り組んでいること、
その面白さを中心に近況をシェアしました。

これを全員話していったのですが、この時のポイントは
「こんなふうに話してくれるといいな」
というデモンストレーションをまずは
自分がやってみるということだったと思います。

自己開示には「返報性」という性質があり、
相手が話してくれると、自分も「話してもいいかな」
という気持ちになるものだからです。

また、時間が許せば、
1人が自分の成分表をシェアした後、
他のメンバーからのQ&Aの時間や、聴いてみての感想を
伝え合う時間を取り入れるとより相互理解が深まります。

私たちのQ&Aでは、
「(成分表の中で)どの部分を減らし(増やし)たいですか?」
という質問が多かったです。

そのメンバーが仕事やプライベートを含め、
どんなことに注力したいと思っているのか、
どんなことにもっと時間を割きたいと思っているのか
を知ることで、今後の仕事のアサインにも
生かすことができます。

ウエイクアップ組織変容®チームでは、
組織の活性化、組織の関係性をよくしたい方々からの
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