可視化と見える化は違う

ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン、
毎週木曜日担当の斎藤豊です。

経営者でもある友人がいるのですが、
いつも会うたびに悩んでいて不安でならないと言います。

コーチングの関係ではないのですが、
コーチの癖で、つい質問してしまいます。

何が不安なのかを聞いてみると、
あれこれ出てきます。

どれが一番気がかりかを聞いてみると、
「もう絡まりすぎて訳が分からない」と言いますが、
不安事項の一つは、ファイナンスでした。

私自身、昨年ファイナンシャルプランナー2級に合格し、
ファイナンシャルプランナーとしての活動もしているため、
こう伝えました。

「その不安、見えないとさらに不安だろうから、
一度可視化してみたらどうかな?」


不安は2つに分けられます。

  1. 漠然とした不安
  2. 明確な不安

1.漠然とした不安

  • この先世界経済はどうなるんだろう……
  • コロナはいつまで続くんだろう……
  • 突然病気になったらどうしよう……etc

2.明確な不安

  • 売上が損益分岐に満たないかもしれない
  • 従業員が3ヶ月後に辞める
  • 自身に持病がある etc

僕自身は、

  • 考えても仕方のない(考えても変わらない)ことは、考え過ぎない
  • 自分が直接影響を与えられることに、集中する

を意識しています。

漠然とした不安はいつまでも払拭できず、膨らむ一方。
もしそれが明確な不安として可視化されれば、
何か手立てが見つかるものです。

と簡単に書いてみたものの、
これを自分の中でやるのはとても難しいので、
第三者が効果的に働きます。

「それ、考え続けても変化起きないんじゃない?」

「その悩みずっと続いているけど、これからも続くの?」

という台詞だけ見ると厳しい言葉に見えますが、
自分を信じて投げかけてもらうと、
動けることがあります。

人生の ブレイクスルーに コーチング

お後がよろしいようで!

おまけ

可視化と見える化の違い、実はあまり知られていません。
可視化は文字通り可視化できること。
見える化は可視化に加えて異常が一目で分かること。

道路の管制センターで各道路の状況が分かるのが可視化で、
さらに事故や緊急出動時に赤く光ったりすると見える化。

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