人生は流木か、それとも船か

ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン、
毎週木曜日担当の斎藤豊です。

最近気になる記事の見出しがあります。
それは、「ジョブ型」と「リスキリング」です。

ジョブ型は主にアメリカのやり方にならい、
ジョブディスクプリション(職務記述)を定め、
ジョブを明確にしよう、という流れです。

これは採用にも用いられ、例えば
ホテルのルームキーパーに求められる職務記述と、
ホテルのセキュリティに求められる職務記述は異なります。
(昔HRを学んだときの先生がホテル出身の方だったので、
ついこの例を思い出します)

海外のものに弱い私たちは、1990年代にこれに飛びつき、
大手は巨額のコンサル費を払って導入しようとしました。

そして、今に至りました。
つまり、導入できなかった訳。

しかし、なぜ導入できなかったかを明確にしないまま、
都合の悪い部分を忘れるのが得意な私たちが再び
飛びつこうとしている気がします。


そして、リスキリング。
こちらはDXがセットで使われることが多く、
「今の時代に合った教育を“施そう”」という流れです。

職務記述に“合わせた”働き方と、
“施される”教育というのが、
どうにも不自然でなりません。

いろんなことを脇に置いて書いてみると、
本当は志を立て、実現のために進んでいく生き方を
したいのではなかったでしょうか。

改めて、自分のリーダーシップを取り戻しませんか?

もし、みなさんの周りにコーチの知り合いがいたら
顔を思い浮かべてみてください。
きっとどこかのタイミングで人生を切り拓き、
生き生きと、もしくは人間らしく泥臭く過ごして
いるのではないでしょうか。

コーチングを“する”と、こういう生き方になるのです。

コーチングは極端に言ってしまうと
「あなたはどう生きていきますか?」
をクライアントに問い続けることです。

この問いは、自ずと自分にも向かってくるため、
コーチはコーチングをすればするほど
「さて、自分はどう生きていこう?」
という問いが自分自身に返ってきます。

先日、企業の方にコーチングのプログラムを
お届けしましたが
「これは仕事だけじゃなくて人生に役立つ!」
という感想を頂きました。

まさにその通りなのです。

リーダーシップを取り戻すための、コーチング。
やりましょう。

おまけ
日々の小さなリーダーシップ発揮、それは食事。
「○○でいい」という人がいますが、
「○○がいい」にしませんか。

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