CTIファカルティ、リーダーシップ・プロジェクトの松本由美です。
先日、ジムで逆立ちのまま歩く練習をしてみました。
自分の両手で床を押し返しながら体重を支え、
さらに前進するという滅多にない経験です。
トレーナーはとても簡単そうに見本を見せてくれます。
まずは壁を支えに逆立ちし、
片手でもう片方の肩を触ってみて、
片手だけで体重を支える瞬間をつくります。
どうやって同じようにやってみるかを考えると
全くできる気がしません。
とにかく見よう見まねでチャレンジしますが、
体をどう使ったらよいのか、
意識の向けどころすらわからない状態です。
説明してもらっても、見せてもらっても、わからない!
次に出てくるのは、どうなるかわからないから
「怖い」という気持ちです。
でも愚直に未知にトライし続けると、前とは違う
言葉にならない何かが体の感覚として変わってきました。
怖いを越えていくちょっとした快感が、数十分後の
たった2歩ですが、逆立ち歩きができる達成感につながりました。
おかげで今日はまだ筋肉痛がありますけれど……。
「すべての人はリーダー」 話は少し変わりますが、
このメルマガを読んでくださる皆さまは、
よく目にする言葉でしょう。
私は、リーダーは意識的に生きる人だと考えます。
いま自分がどういう状態であるのか自己理解を深めつつ、
その自分をどう使っていくのかを明確にしながら行動していく。
まさに自己受容と自己主導を特徴としてもつ
内なるリーダーの話です。
意識的に使える、できる部分が明確になるほど、
自分の未知の力を豊かなリソースに変えられます。
自分の取扱説明書が充実した中身になっている状態です。
ここで強くお勧めしたいのが
CLE(Co-Active Leadership Experience)プログラムです。
リーダーの在り方としての意識の向けどころである
5つのディメンション(内なるリーダー、前のリーダー、
横のリーダー、後ろのリーダー、場のリーダー)を
意識的に選択しながらリーダーシップを発揮する
概念と方法を体験を通して学ぶことができます。
(2/25(金)-27(日)開催。詳細は下記)
私の今年の目標の1つは、身体知をもっと
仕事に活かしていくため
体をより意識的に動かせるように、逆立ちで
5歩前進できるようにすることです。
どこを意識すると長くバランスを取り続けられるのか、
あちこちぶつけながら試し続けたいと思います。
あなたがもっと意識的に使ってみたい自分のリソースは何ですか?
そのために何をしますか?
【CLEプログラム詳細・お申込み】
https://www.thecoaches.co.jp/leadership/cle.html#dates