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ウエイクアップの山田希です。

第4四半期に入って、社内でも様々な
プロジェクトや活動の振り返りや総括を行い、
翌年度の目標を立てる時期に入ってきました。
当社では社員が目標を立て、期初に発表、
期末に振り返りを全員に対して行う、
というのを昨年から行っています。

少人数で様々な業務を行っているため、
対面で働いていた頃から、
隣の人が何をしているかはっきりとは分からない、
という状態が多々ありました。

当時も個人目標は立てていましたが、
上司と1対1の面談で確認するため、
それぞれの社員が何を今年頑張ろう、
やり遂げようとしているのか、同僚同士は
よく分かっていないという状態でした。

「目標を公開し、成果を共有することで、
お互いの仕事をより良く理解できるかもしれない」
「お互いの目標を知ることで、協働したり
応援しあえたりするかもしれない」

こんな狙いをもって、それぞれが立てた目標を
全員で共有し、その成果や振り返った結果も
全員に発表することにしたのです。

始めたときはどうなるかなと思っていましたが、
期末に行った成果と振り返りの共有の場では
それぞれが見事に一年間やってみての
成果発表を行ってくれました。
そして何より良かったのが、全員が
それぞれに対して行ったコメントでした。

オンラインで行っていたのですが、全員
何でもいいから一言ずつ発表者に声をかけてください
ということで、発表が終わるごとに
チャットBoxに一言ずつ入れてもらったのです。

「ありがとう」とか「お疲れ様」
といった感じでいいよ、としたのですが、
出てきたコメントがとても素晴らしく、
仕事上の関りの濃淡にもかかわらず、
ちゃんとお互いに見たり感じたりしているんだな
と思える内容でした。
終了後、「あのチャット記録を共有してほしい」
とリクエストを受けたほどです。

普段忙しいとお互いの仕事ぶりや貢献について
具体的に言葉にしてみる機会は少ないかもしれません。
在宅勤務などのため、顔を合わせて
一緒に働くといった機会が少ないのであれば
なおさら、声をかけあう場面が偶然には
生まれにくくなっていることもあるでしょう。
しかし誰かにもらった一言が、自分にとっての
ヒントや気づき、励ましになることも
少なくないのではないでしょうか。

当社でも今年でやっと2年目の試みですが、
今後どんな場に育っていくか、とても楽しみです。

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