出社比率を上げてみたら、、、

ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン、
毎週木曜日担当の斎藤豊です。

基本的がリモートワークになると、
「リモートワークしています」というのはむしろ常態で、
わざわざ「明日は出社します」と言うこの頃でしょうか。

あるお客さまと話をしていたときのこと。

その会社では、従来出社比率を週1日にしていたところ、
最近から5割出社に変えたとのこと。

クリエイティブな仕事をするには、
会ってなんぼの部分がある。

これ、なんとなく理解できますよね。

オンラインでは、1つのタイミングで話せるのは1人だけです。
発言が被って「あ、お先にどうぞ」がよく飛び交います。
これを業界用語でダンスになぞらえて
「足を踏む」と言います(ホントか?)。

対面だと、この「足を踏む」許容範囲が広い。
多少発言のタイミングが被っても、
私たち日本人が得意とする場を読む力で、
自然に流していく。

軽くお互い足を踏みながらディスカッションを進めていく。
これは対面ならではかもしれません。

別な側面からもう一つ。
すれ違いざまや遠目からでも見えるものにも価値がある。

この1-2年お客さまから聞くのが
「突然メンタル発症に気がつく」という点です。

会社で様子を見ていて、
「最近元気がなさそうだな」
「いつもと様子が違うな」
と気づくことがあったと思います。

また、
「あれ? 欠勤が続いているな」
ということもあるかもしれません。

ぐっと時代を戻して昭和もしくは平成初期の時代だと、
21時を回った頃に上司が来て「飲みに行くぞ!」
と誘われ、一方的な説教……ではなくて
有り難い訓示を受けることがありました。

えぇ、僕もよくJR南武線武蔵中原駅近くの居酒屋に一方的に連行され、
でも、若い社員はお金もないので
腹一杯食わせてもらえるのは有り難い機会でしたし、
当時の上司には「人として」関わってもらっていました。

だいぶ脱線しました。

リモートワークはこれからも無くならないでしょう。
その分「人を気にかける」努力が必要です。

頻繁に声を掛けて欲しい人もいれば、
放っておいて欲しい人もいれば、
細かい指示を受けるのが好きな人もいれば、
大投げして欲しい人もいること。

朝型の人もいれば、
夜型の人もいれば、
家族との時間に合わせた働き方をしている人もいれば、
寝る間も惜しんで仕事をしたい人もいること。

その人その人がどんな気持ちで、
何を大切にしたいか。

上司だけでなく、一緒に働く同士がそんなことを
尊重して仕事をすることを目指したいですね。

本年最後の担当メルマガは、
釣りの話でもゴルフの話でもない、
至って真面目な内容になってしまいました。

来年も引き続きよろしくお願いガオーッ!(虎)

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