プロジェクトスタート時に失敗したこと

ウエイクアップ組織変容コーチの木村史子です。

組織変容コーチはチームづくりのプロ
でもあるので、さまざまなノウハウが
あるのですが、そんな私が最近
プロジェクトスタートした時に
ちょっと失敗してしまったことがあり、
今日はメンバーに許可をもらって
そのことをシェアしてみます。

【プロジェクト概要】
期間:3ヶ月
体制:4名
・Aさん(営業&プロマネ)
・Bさん(コーチ)
・Cさん(コーチ)
・私(コーチ)
成果物:コーチによる現場インタビュー、
組織課題の現状報告、報告会の設計、
ワークショップ設計及び提供

Aさん、Bさんと私は、ここ2年ほど、
複数のプロジェクトでご一緒していて、
お互いの強みや、仕事の進め方などよく
わかり合っている関係でした。
そして、この12月、このおふたりとは
別のプロジェクトでもご一緒していて、
お互いの多忙な状況もわかり合っている状態でした。

一方で、元々面識はあったものの、
Cさんとは初めてクライアントワークで
ご一緒することになった仲でした。

今回、失敗だったのは、事前にお互いの
仕事の進め方と多忙な状況を擦り合わせて
いなかったということです。
それによって、Cさんを戸惑わせてしまったし、
居心地の悪さを感じさせてしまったのだと思います。

私たち組織変容コーチは、ビジネスタイムを
クライアントへのコーチング、ファシリテーション、
施策検討に向けての現場インタビューなど、
デリバリーの時間に充てています。

そして、多忙な時期は、平日日中の時間はこれらの
デリバリーで埋まってしまうので、
平日の早朝や夜間、週末の時間を社内の進捗確認、
企画検討に充てるというのが常態化していました。

組織変容コーチは個人事業主やひとり社長の集まり
なので、自分自身のライフワークバランスの取り方や、
労務環境の健全性は個人に委ねられており、
現状について問題提起する人があまりいなかった
というのが正直なところです。

このAさん、Bさん、私のプロジェクト進捗に
戸惑ってしまったのが私たちと初めて仕事をする
Cさんでした。
彼は、デリバリーだけではなく、
社内ミーティングや成果物作成など、全ての仕事を
平日日中に終わらせることをモットーにしていて、
プライベートの時間を確保することを
とても大切にしています。
夜間や週末にガンガンミーティングを
入れようとしてくる私たちのやり方に
相当驚いてしまったようでした。

プロジェクト開始から1ヶ月たった頃、
「少し言いにくいのですけれど……」と
彼が違和感を発言してくれたので、
「わー、そうだったんだ!ごめんね!すり合わせしよう!」
とプロジェクトの進め方を話し合う機会が取れて
ことなきを得たのですが、
このままプロジェクトが進んでいたら、
彼は「2度と一緒にやりたくない」と
思ってしまったかもしれません。

改めて、プロジェクト開始のタイミングでお互いの
・業務時間 ・得意な領域 ・不得意な領域
・仕事において大切にしたいこと
などなどをお互いにシェアしあうのは大切だな、
と思ったできごとでした。

皆さんは、プロジェクトをスタートするとき、
どんなことを意識していますか?

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