こんにちは、CTIのファカルティをしている
「いろり」こと青木聡美です。
早速ですが、先週末「コーアクティブ・コーチング」の
応用の最後のコース(シナジーコース)を
リードさせてもらう機会を得ました。
そこでの参加者のみなさんの変容ぶりから
感じたことを共有させてください。
日常、自分の強みや適正に合ったものを
吟味してから、
できる範囲のことを選択して
行動に移すことが多いと思います。
一方、「コーアクティブ」のアプローチは、
自分の内側から溢れる声に許可を与えることで、
(できるかどうかはわからないけれど、、、)
身体が自ずと突き動かされるように
行動が生まれる感覚です。
口にしてみて、あるいは行動することで
体感してみて初めて、自分は本当は
これを望んでいたのかと後で理解したり(笑)
この感覚はこれまで慣れ親しんだものとは随分違うので、
最初の基礎コースにやってきた参加者の方は
違和感を覚えたり、戸惑われたりします。
得体の知れないものに直面すると、
人の頭には安全装置が働いて、
それをひどく怖ろしいものと捉えて、
「身体を使う意味が分からない」
「効果のエビデンスが欲しい」など
様々な理由をみつけて避けようとします。
それもひとつの選択だと思います。
ただ、そんな戸惑いもありながら、
今回のシナジーコースまでやってきた
勇敢な選択をしたメンバーは、本当に生き生きと
気持ちよさそうに自分の言葉で
語り合っていたのが印象的でした。
自分らしくありながら仲間とも力を合わせる術を
楽しんでいるような。
リードも170回を超えて、そのような姿を
間近で何度も見せてもらうと、
「人はもともと響いている存在だから、
自分に素直になると、自ずと
何かをしたくなる生き物である」
と思えてきます。
「コーアクティブ」のアプローチは、
人生で、自分の内側にある、世界への願いが
身体を突き動かすように発揮される、
非常にエコなリーダーシップだと思います。
だからこそ、ひとりでは、とてもたどり着けない
大きな目標に仲間と向かうには最適な
リーダーシップ・スタイルとも言えます。
最近は、修了生が企業のみならず、
社会貢献などの幅広い分野でも活躍しています。
コーチングの文脈を超えて、「コーアクティブ」を
世界のために使う一人になる入り口は、
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