コミュニケーションの利き腕

ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン、
毎週木曜担当の斎藤豊です。

先日寝違えて肩を痛めてしまい、
評判の整体院へ行きました。

「寝違えると、長いと3週間くらい引きずる
こともあるけど3日で治るようにしておくよ」と
言いながら調整してくれて、見事3日で治りました。

治療してもらいながら
「よく『首が曲がっている』と言われるんですが、
長い目で見るとこういうのも影響してくるんですか?」
と聞いたら
「そんなのは全く関係ない」と。

右利きだと、必ず左手で物を取る。
そのとき首は左に傾く。
それをずっと続けていれば、多少傾くのは
当たり前だし、気にすることもない、と。

なるほど!

確かに右肩を痛めたことで、いつもシャツを
着るときに先に通す腕が決まっていたことや、
風呂で身体を洗う順番が決まっていることにも
気がつきました。


長年の癖が出るのは、コミュニケーションも一緒です。

Withコロナがニューノーマルになりつつある今、
企業の業績見込みが次々と発表されています。

もはや変化に対応する時代ではありません。
どの企業も変化を起こすことが求められています。

そのとき手放すべきコミュニケーションの癖の一つは
「過去志向」です。

成功を積み重ねてきた方々が企業の
リーダーポジションにいると思いますが、
どうしても過去の成功体験に引っ張られます。

今と昔は違うのに、
「自分のときはこうだった」
「自分だったらこうする」
としてしまいがちです。
まずこの癖があることを自覚しましょう。

「過去志向」から「未来志向」に変える。
手っ取り早い学び方は、コーチングを学ぶことです。

私たちは
「どうしてこうなったんだろう」
と過去を振り返ることは得意です。

それに加えて
「もう一回やるとしたら何を工夫する?」
のような未来の問いを出せるようになりましょう。

おまけ
「これ!」と思う料理は、短期間の内に何回も作って
試作を重ねて完成度を上げていくのですが、
「もう一回やるとしたら何を工夫する?」
はまさに最強の問いです。
最近は麻婆豆腐を極めました。決め手は豆豉ですね。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA