中心となるのは・・・やはり「人」

こんにちは、ウエイクアップ「SDGsプロジェクト」の
小西勝巳です。

今日は、これまでのメルマガでもご紹介した
「SDGs実践会 ラーニングジャーニー 第1期」で、
実際に現地訪問する予定の「みなかみ町」の
ラーニングジャーニーについてご紹介します。
(和歌山県の山奥で育った私にとっても、非常に楽しみな企画です!)

みなかみ町は、群馬県の最北端に位置する
利根川源流の町、首都圏の「水瓶」です。
東京都心から新幹線だと1時間少しで
訪れることができる場所に、
日本を代表する貴重な自然が溢れています。
豊かな自然と人が共生する地域であり続ける、
そんな思いから2017年6月には
ユネスコエコパークへも登録されています。
みなかみ町の豊かな自然に触れに出かけた方も
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

一方、みなかみ町も日本の他の多くの地域と同様、
少子高齢化、人口減少、過疎化が進行しています。
この傾向が続くと、日々の生活に必要な様々なサービスが
提供できなくなり、地域社会が持続できなくなる、
そして地域社会が持続できないと、人と共生してきた
美しい自然も人の手入れができないことで、
どんどん荒廃していく……
そんな悪循環が目前に迫っていたようです。

そこで行政がSDGsをベースに「町を経営する」
ビジョンを掲げ、「美しい里地里山」を土台に、
観光と農業、さらに林業を中心に人と自然が共生した
持続可能なまちづくりを推進しようと
取り組みを始めました。

この取り組みにより、2019年7月には国が選定した
「SDGs未来都市」の一つにも選ばれています。
(参考:みなかみ町SDGs未来都市計画
~水と森林と人を育む みなかみプロジェクト2030~)
https://www.town.minakami.gunma.jp/politics/04machikeikaku/sdgs/files/sdgsmiraitosikeikaku.pdf

そしてその取り組みの中心となるのは……やはり「人」です。

どんなに素晴らしいビジョンがあっても、
そのビジョンと共鳴しながら情熱を持って動く
「人」がいないと、結局、ビジョンも
画餅に終わってしまう……
悲しいかな、こういう事例は散見される
のではないでしょうか。

逆に、そこに情熱を持って動く「人」がいると、
その人の周囲に人が集まり、様々なリソースが集まり、
好循環のエコシステムが生み出される。
ビジョンが現実化し始め、その人も「リーダー」として
ますます輝いていく……
これもまた現実です。

WUのラーニング・ジャーニーではこの後者の
「リーダー」に焦点を当てます。

みなかみ町を舞台として、美しい森と共生する形で
林業を軸に活動している2組(1人と1夫妻)の
「リーダー」の方々と、どんな思いや情熱を持って、
何を大切にして、どんな活動をされているのか
等について、コーアクティブ・コーチングを活用しながら
対話させていただく予定です。
そして実際に現地の森や地域を訪問し、
五感をフルに開放して身体全体で学ぶ予定です。

私も含めて参加者の皆さんに、どんなインパクトが
届くのか、とても楽しみにしています。

SDGsプロジェクトの活動に御興味のある方は、
ei.admini@wakeup-group.com へご連絡ください。

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