松山英樹に学ぶあり方

ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン、
毎週木曜担当の斎藤豊です。

先日のZOZOチャンピオンシップでは松山英樹選手が優勝。
普段ゴルフに関心のない方も
ニュースを目にしたかもしれません。

この大会、千葉で行われていたため日本の大会
と思われた方もいるかもしれませんが、
PGAというアメリカの大会の一部で、
開催場所が日本となっています。

優勝賞金2億円というスケールの大きさにも驚きます。
日本の大会では賞金総額でさえそれを
下回ることが多々あります。

プロのゴルフの大会は通常予選2日間、
決勝2日間の計4日間。
初日から良い位置にいた松山選手は、
最終日も大きく調子を崩さないまま、
最終ホールを迎えます。

2位に付けている選手と、松山選手の差は2打。
最終ホールで追いつかれる可能性もある僅差です。

ところが2位の選手が「ここぞ」という時に
大きなミスをします。
これで松山選手の勝ちは決まった
と言っても過言ではない状態になり、
今度は松山選手の打つ番です。

ここで手にしたクラブを見て、目を疑いました。
残り約250ヤードという、
プロにしてみれば距離は十分届くものの
ミスが出かねない距離です。

つまり飛ぶクラブ(=リスクのあるクラブ)を持つ必要は全くなく、
安全に刻んでいって勝てるのです。

しかし松山選手は躊躇なくそのクラブを選択。

気持ちを込めて打ち、「GO!!!」と叫びます。

チャレンジしなくても、勝ちはほぼ決まっている。
いや、そのチャレンジによって万が一の負けもなくはないのに。

その渾身の一打は、4日間トータルで最も
彼を印象づけるショットとなり、見事に
イーグルで締めて2位に圧倒的な差を付けて優勝!
(PGAのShot of the weekになりました)


この様子を見ていて気づきました。
松山選手は他の選手と争っていたのではなく、
自分のあり方を貫いたんだなと。
そして、その結果として優勝したんだと。

相手がどうあろうと、
コンディションがどうあろうと、
自分の出せる全てを出して、
プレーをする。


翻って、自分は普段、全力でやっているだろうか。

このくらいでいいのではないか、
ここからさらに完成度を上げるよりは、
他の仕事に手を付けた方が良い、
と思うことはないだろうか。

ありまくりです(汗)

が、しかし。
松山選手の抜群にカッコイイあり方を見ていると、
自分のあり方を貫き通す生き方をもっとしていこうと
思わずにいられませんでした。

おまけ1
僕自身はプロからゴルフの指導を
マンツーマンで定期的に受けています。
周囲のゴルフ仲間はYouTubeをよく見ているようですが、
やはり直接受けるコーチングに勝るものはありません。

おまけ2
東北出身ですが、寒いのが苦手。
南の方、特に南の海外には寒い時期に行きたいもの
ですが、海外はまだ難しそうですよね。
嗚呼、マイルが貯まる一方……

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