日常におけるコーアクティブ

ウエイクアップの長谷川由香(ゆか)です。

2020年よりCTIのコーチングコースでの
プログラムのリードをしています。

10年前にコーアクティブ・コーチングに出会って以来、
コーアクティブを世界に広く届けたい、と強く願い、
2019年までは企業に勤めながら社内外での
コーチ活動を行ってきました。

**

さて、今日は
「日常におけるコーアクティブ」について
私自身のリアルな体験をお伝えしたいと思います。

私がCTIジャパン基礎コースに出会ったのは、
3歳と1歳の子供を育てつつ、企業に勤めていた頃でした。

コースの中で沢山の実践練習があり、その一つに
「あなたはどんな人生を歩みたいですか」
という率直な質問がありました。

真っ直ぐ正面から、にこやかにそう聴かれた時、
私は「うっ」となり、こう思いました。

「あ、わからない、
私、どう生きていきたいかなんて
考えたことも感じたこともない」

同時に、そんな重要なことを考えることも
感じることもないままに、本当に日々を必死に
生きている自分にも気が付き、唖然としました。

その「何とも言えない気分」から、
私のコーアクティブは始まったとも言えます。
10年に渡り「人生をどう生きたいのか」
常に自分に尋ねて生きてきました。

**

ここからは私に起きたつい最近の出来事です。

実は先日、自動車免許を取得して20年目にして、
初めて自分専用の車を購入しました。
子供たちが保育園時代に風雨を避けるために
やむなく夫の車を運転することはありましたが、
本音では
「車は怖いな、できれば運転したくない、避けたい」
と思ってきました。

これは私のサボタージュ(行動を制限する声)でした。

振り返ってみると、幼い頃から
「それは危ないからやめなさい」
「気を付けないといけないよ」
「車を傷つけると大変だよ」

という周りの声を聞いてきました。
心配から来る声だったとは思いますが、
それらは次第に
「私は不器用だから危険なことは避けよう」
という解釈になり、
怖がりサボ(私はそう呼んでいます)が
すっかり定着していたのです。

コーチという職業柄、
私にとりついているサボタージュの気質や声には
気が付いていましたが、
なかなか自分自身と区切りをつけることが難しく、
長く付き合ってきました。

先月、とあるコーチングコースをリードした際に、
改めて自分の感情が動くテーマとして
「本当は車を運転して、子供達や家族の
行動範囲を広げたい」という事を口にしてみました。

するととても不思議ですが、怖さがある、
と正直に話しだした途端に
「今持っている車を傷つけると、家族も私も
嫌な気持ちになる(だから運転はやめよう)」
と思い込んでいる自分に気が付いたのです。

そして
「私専用の車がある、と思えば、
もっと自由に運転を楽しめるのかも」
とふと思いつきました。

この思いつきは、色で例えるなら、
グレーがかっている景色に唐突にオレンジの光が
差し込んできたような強いエネルギーがあり、
心が躍るような、居ても立っても居られないような
感覚を私に与えてきました。
「イイね、新しいチャレンジだよ、それ!」
と背中を押してきたのです。

そしてその思い付きから二日後、私は車を買ったのです。
初めて夫を助手席に乗せて走った時、
なんだかニヤニヤが止まらず、
「ああ、私、本当はずっとこういうことに憧れてた。
夢を叶えるってこういうことだ」
と素直に肚に落ちました。

**

私は、コースリーダーという役割を戴き、
コーアクティブ・コーチングをお伝えしていますが、
サボタージュも沢山いるし、すぐに視点にはまります。

それでも「コーアクティブを体現する」
という実践者の一人だという自覚を持ち、
常にサボタージュの声に気づき、
今はどうしたいのか自分に聴き、
変化を起こす挑戦をしているのです。

そういう「リアリティ」こそ、コーチとして
この世界を生きる上で大切だと私は思います。

コーチ、リーダー(組織リーダー、何かを率いて
いらっしゃる方、人生の主体者である方)全ての方が
ご自身の声に耳を傾け、その願いに従って、
サボタージュを脇に置きながら人生を力強く
歩まれることを願っています。

コーアクティブ・ウェイは永遠に終わらない。
これからも皆様とこの道を進むことに
ワクワクが尽きません。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA