多様性の時代のリーダーシップ

こんにちは。
ウエイクアップ CTIジャパン
コーアクティブ・リーダーシップ・プログラムのリーダーの渡辺有貴です。

オンライン化によって時間や場所によらず、つながることができるようになり、より多様な働き方や生き方が可能となりました。
人種や性別だけではない多様性への理解や協働が求められていて、可能な時代になってきました。

さて、相矛盾するものが同時に存在することによって、総和はそれぞれを足したもの以上のものになるという考え方がCo-Activeにあります。
多様性を包含するこの時代に、全ての人がリーダーであり、力を発揮しあえる存在なんだというメッセージを発信しています。

違う個性を持つ人たちが協働した時に、その良さが引き出され、一人では成し遂げられなかったことが起きるとき、そのベースには、その人らしさ、ありのまま、個性が活かされています。
スキルや能力、経験といったものは人によって違いますが、ある程度明確に
できるものです。
これらがdoingだとすると、その人らしさや個性はbeingと言われるもので、その人固有なものです。

私はこの協働スタイルで行われているコーアクティブコーチングのワークショップに初めて参加した時に衝撃を受けました。
上下なく対等な二人が織りなす、奇妙な一致感。明らかにシナリオやスクリプトもなく、感情豊かなリーダー二人のあり方に驚いたものです。

そこには、なぜ私たちがこのことをやるのか、その意義(文脈)、アウトカム(望む結果)さえアラインされていれば、あとは思い切りその時に必要なことを言ったり行ったりすれば良く、今ここにあるものから創っていく自由さがありました。
事前に調整するのではなく、出したところから創っていくので、漫才のような掛け合いの中、この二人だからこそ創り出されるインパクトが生まれていきます。

一般的に人と仕事をする時には合わせたり、調整したり、役割やプロセスを事前に明確にすることで、その個性を出さない方向に力学が働きます。本音や感情も出さないことが多いのではないでしょうか。
多様な人、多様な文脈をもった人たちと協働する機会が増えるほど、こうした個性、個人が感じていることを共有するリーダーシップが前に進む力と方向性を作り出していくのではないかと思っています。

リーダーシッププログラムは4回のリトリート(合宿)を柱に10ヶ月に渡るプログラムを通じて自分らしいリーダーシップの発揮を身につけていきます。

2020年の3月以降、新型コロナウイルスの影響で現在は一時ストップしているこのプログラムですが、日本ではこのプログラムのエッセンスを紹介するCLE (Co-Active Leadership Experience) という3日間のワークショップがオンラインで展開されています。

今回ご紹介した多様性の時代のリーダーシップにご興味のある方にぜひ体験していただきたいプログラムです。

CLEに関するご案内や次回日程などは以下からご確認いただけます。
https://leadership.wakeup-group.com/CLE

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