iPhoneを手放す

ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン、
毎週木曜担当の斎藤豊です。

iPhoneが出始めた頃のこと。
時代のクリエイティブを創造する人たちの
インタビュー記事にこうありました。

「iPhoneは使いません」

喜び勇んで手にして、革命的な便利さを
感じていた僕には、それが
とても不思議に感じられました。

そして記事の続きにはこうありました。
「今便利なものを使っていると、そこに溺れて次が浮かばないから」

なるほど〜!と妙に納得したことを覚えています。

クリエイティブの使命は、
延長線の未来ではなく、
跳んだ未来を創造することだと、
個人的に思っています。

開発と研究に似ていますね。

開発はある意味延長線上なので、
効率・生産性を求めます。
研究は未来の創造。自由闊達が必要です。

仕事をしていると、
かなり特殊な方でない限り、
クリエイティブにのみ没頭できる方は
少ないはずです。
多かれ少なかれ管理が必要です。

やっかいなのが「管理する」が生む
「仕事やった感」です。この沼にはまると、
クリエイティブに戻るのは困難になります。
なぜなら、管理業務は難易度が低く楽に回るためです。

さぁ、皆さん自身はどうやって自身の
クリエイティビティを向上させますか?

僕が考えるそのヒントは、休暇と自然と対話です。

休暇はvacation、
自分の中にvacant(空)を作る行為です。
空を作るから、新しい何かが入ってくることができる。
僕自身もせっかちでじっとしていることができない性格なのですが、
ぜひ意識的に「空」を作りましょう。

自然に触れることの重要性はもはや体感的に分かりますよね。
ぜひ意識的に自然に触れる時間を作りましょう。

対話は、自分との対話(内省)と他者との対話です。
しっかり内省し、そして会話ではなく
対話の機会を作りましょう。
コーチングを受けた方は知っていると思うのですが、
コーチングはまさに内省と対話です。

なかなかいつものような夏を楽しめない今年
ですが、良い夏をお過ごし下さい!

おまけ
休暇と自然と対話がふんだんに用意された
ワーケーションを作ってみたくなりました。
旅行業務取扱管理者も取ったことだし、
妄想してみたいと思います!

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