ウエイクアップの畑中景子です。
昨年から、CTIジャパンのファカルティとして、トレーナーをしています。
週末から、すっかりオリンピックにはまっています。
複雑な状況の中での開催ですが、
世界中のアスリートが集まる大会はやっぱり特別。
全身全霊の選手たちに魅せられています。
この「国際色豊か」な感じは、
私がコーチングを学ぶことにした時に、
CTIを選んだ理由の一つでもあります。
その判断は間違っていなかったと、
ファカルティになってますますそう感じています。
コーアクティブ・コーチング®は世界20ヵ国以上で、
全く同じ内容で(!)提供されています。
ファカルティも世界各国にいますので、
相互の関係構築やコースの質向上などを目的として、
時折、グローバルでのファカルティ・コール
(zoom会議)が開催されたりしています。
今月は、このグローバルのファカルティを対象にした
CLE(コーアクティブ・リーダーシップ・エクスペリエンス)が
特別開催され、私もこれに参加してきました。
8時間×3日を英語で乗り切れるのか、一緒に対話や
グループワークをすることになるメンバーと
協働できるのか、不安も緊張もありましたが、
始まってしまうと、多様性あるバーチャル空間に
たちまち魅了されました。
イギリス、オランダ、ベルギー、ドイツ、スイス、
スペイン、トルコ、イスラエル、マレーシア、
シンガポール、韓国、そして日本から、計16名。
西の端のイギリスは朝7時、東の端の私は15時から。
アシスタントとITは、トルコ、中国、韓国から。
そして、リーダーを務めたファカルティは、
イスラエル人、サウジアラビア人、トルコ人
(今回は3人が交代しながら2人でコーリードするという特殊な形でした)。
イスラエルとサウジアラビアは、国交が樹立していません。
この2人がオンラインで横に並びながら一緒にリードする、
という姿に、イスラエルのシニアな参加者は涙していました。
コーアクティブな場で現れるのは、私たち一人一人の本質です。
その場で語られるのは、私たちは何者なのか、
何に喜び、何を楽しみ、何を悲しむ人間なのか、
何を大切に感じていて、何を怖れ、どんな弱さを持っているのか、
ありのままの姿です。
ほとんどがノンネイティブで完璧な英語ではありませんし、
言葉が聞き取れたとしても理解しきれない文化の違いもありますが、
そういうことが問題にならない場でした。
言葉以上に、伝わってくるものがある。感じるものがある。
正確に伝えることもできていないし、
理解もできていないかもしれないけど、
お互いの目とエネルギーで、つながっていることが感じられる。
それで十分でした。
しかも、コーアクティブ・モデルは、
ある意味、英語よりも、私たちの共通言語。
「レベル3の傾聴(全方位的傾聴)」や
「NCRW(人はもともと創造力と才知にあふれ、
欠けるところのない存在である)」など、
同じ質感を経験的に知っている。
余計な言葉を足す必要もありません。
国や、国籍や、文化や、肌の色や、言葉も超えて
協働できる土台があることはすごいことだとも思います。
本当の平和は、政治上の交渉や合意や条約締結などではなく、
きっと、こういう一人一人が語られ聴かれ、
つながりを感じられるところから生まれていくんだな、と思う3日間でした。
きっと、スポーツも、そうですね。
コーアクティブ・コーチングの受講者は、
世界では約65,000人以上。
CPCC資格は、海外でも高く評価されています。
既に学んでいらっしゃる方々は、同じ質感を
知っている仲間が世界にいることを
誇らしく思って頂きたいですし、
これから学ばれる方をお迎えすることも
とても楽しみにしています。
コーアクティブ・コーチング
8月・9月のコースのお申込み、受け付けています。
スケジュール、説明会、体験会はこちらからご確認ください。
・コーススケジュール:https://www.thecoaches.co.jp/coaching/dates.html
・説明会:https://ctiform.wakeup-group.com/infosession
・体験会:https://ctiform.wakeup-group.com/taiken
CLE(コーアクティブ・リーダーシップ・エクスペリエンス)は、
日本では6月から提供が始まりました。
コーアクティブについての知識・理解・経験なしでも、
ご参加いただけます。
次回開催は10月15日(金)~17日(日)の3日間。
プログラムの内容は、是非、説明会にてご確認ください。
・CLE説明会 8月12日(木)20:00-21:00 @Zoom
https://ssl.formman.com/form/pc/0uEf5Qed0N3RWsnr/