「みんなで幸せ研」シンポジウム、8月23日開催です

ウエイクアップの久慈 洋子です。

みなさんは、どんなときに、心から
「仕事が楽しい!」と思っておられますか。
あるいは、いつごろが、一番
「仕事がおもしろい!」時期だったでしょうか。
もちろん、「今、この瞬間が、一番仕事が楽しく
ておもしろいときだよ」という、幸せな方も
たくさんいらっしゃるでしょうが。

私にとっては、以前勤務していたコンサルティング会社に
入社してからの数年が、まさに、
「仕事が楽しくて、おもしろい」時期でした。
何しろ、毎日、“会社に遊びに行く”感覚で、
「さあ、今日は、どんなことして遊ぼうかな~」と
ルンルン気分で出社していたのですから。

そのころは、会社が設立されてまだ3年目くらいで、
私はある部門の立ち上げを任されていました。

それまでずっと大学の心理学の研究室にいて、
ビジネスも社会常識も大して知らなかったのですが、
自分が研究してきたことが、お客様のビジネスや
組織に思いがけず役に立つことがわかり、
「え~、こんなことで、びっくりして、喜んでもらえるんだ!」
といううれしい驚きと、
「じゃあ、これを応用したら、こんなこともできるんじゃないか?」
という新たな発見の日々でした。

朝、思いついた新たなアイデアを、
「こんなことしたいです」とまとめて、
社長に渡しておくと、夕方には、「O.K.!」と
大きな赤字で書いた返事が返ってきて、
次の日から、さっそくそれにとりかかるという日々。
自分の中に、これほどの創造力と行動力があるなんて、
と我ながら感心する毎日でした。

それが突然、終わりを告げる日がきます。
会社が発展し大きくなって、株式上場したのです。
私の「遊び場」だった職場は、みるみる、
「普通の会社」になりました。

新しい試みを上申しても、
「1年後、3年後の収支予想をきちんと出すように」
というコメントつきで返ってきます。
「ああ、これが、世の中の人が言っている、
“会社”なんだな」ということが身にしみました。

会社という組織が、世間の信用を得て
継続的に利益を上げ続ける、ということは、
大変なことです。

そのために、規制やルールや社内規範が、
さまざまな形で存在するわけです。
ただ、それが、はじけるアイデアや、いきいきとした
創造エネルギーを、どのように消し去るかを、
私は、わずか1か月くらいのうちに、
身をもって体験しました。

ウエイクアップが5年前に、
慶應義塾大学大学院 前野 隆司先生と一緒に、
「みんなで幸せでい続ける経営研究会」を立ち上げたとき、
その目的を、「みんなで幸せでい続ける経営」を
大企業が実践するようになること、と定めました。

私は、事務局としてこの研究会に参画しながら、
「でもな~、ほんとにそんなことできるんだろうか?」
という思いを、心の片隅に
抱き続けてきたことは否めません。

でも、この研究会が5年目に入った今、
少しずつ、「ひょっとしたら、できるんじゃないか」
という期待がふくらみつつあります。

それは、研究会のメンバーの方々の、自社での、
あるいは会社を超えて協働しての、さまざまな活動が、
徐々に芽吹き始めているからです。

そんな活動を、みなさんにも体験して頂きたい
という思いから、「みんなで幸せ研」の
シンポジウムを以下のように開催します。
ご都合が合えば、ぜひご参加ください。

日時:2021年8月23日(月) 13:00~17:00
Zoomにて開催
参加費:無料
お申し込み先:https://shiawase-symposium4.peatix.com/view

基調講演は、前野先生による最新のWell-Being経営
についてのレクチャーです。
そのあとは、研究会メンバーが日ごろから
取り組んでいる、テーマ別の分科会に分かれます。

「ちょっと幸せを考える分科会」は、
「ちょっと幸せワークショップ」を実施します。

「ミドルに届く幸せ経営分科会」では、昨年度実施した
各社ミドルの意識調査を踏まえてスタートした
「ミドルに届ける幸せ経営ワークショップ」の
活動を共有します。

他にも、幸せ経営をデータでひもとく「研究分科会」や、
「ダイバーシティ&インクルージョン分科会」、
工場現場での幸せ度にフォーカスした
「Well-Being Circle(幸せ度測定ツール)分科会」、
幸せ経営に関する「読書会」も予定しています。
(あ、この予定は、当日、“幸せに”変更される
かもしれませんので、予めご了承くださいね)

*この活動にご興味のある方は、ウエイクアップの
以下のアドレスまで、お問合せください。

「みんなで幸せでい続ける経営研究会」
代表受付メールアドレス:shiawase@wakeup-group.com

SNSでもご購読できます。

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