ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン、
毎週木曜担当の斎藤豊です。
優れたリーダーは、
上手くいったときは窓の外を見て、
上手くいかないときは鏡を見る。
そうでないリーダーは、
上手くいったときは鏡を見て、
上手くいかないときは窓の外を見る。
昔読んだ本に書かれていました。
つまり……
優れたリーダーは、
上手くいったときは、
部下や部門をみて「良くやってくれた」と思い、
上手くいかないときは、
自身を振り返り何がいけなかったのだろうと振り返る。
そうでないリーダーは、
上手くいったときは、
「さすがオレ」と自分の才能や素晴らしさを実感して、
上手くいかないときは、
「どうしてだ！」と周囲を叱り飛ばす。
リーダーだって人間です。
常に正しい判断ができるわけはありません。
むしろ謙虚なリーダーは、
誤った判断がいかに多かったかを語ります。
大切なのは、
耳が痛い部下からの忠言を謙虚に受け止め、
そこから、考えや行動を改めるかどうかです。
「意見があったらどんどん言ってくれ」と言う
リーダーは多くいますが、
本当に意見を受け入れられるリーダーは
希有な存在です。
日本企業では、上にいけばいくほど
周囲の声が入りにくくなります。
一方で責任と影響範囲は拡大するばかりなので、
孤独にもなります。
部下達はよかれと思って距離を置き、忖度し、
「わざわざ嫌われる必要も無いしな」と、
頭に浮かんだ台詞を上手にしまい込みます。
組織のリーダーには、鏡を見る機会と、
本当に安心して対話できる相手と環境が必要です。
これが、ウエイクアップが提供する
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