思い込みの功罪の話

ウエイクアップの池田佐佳子(さよこ)です。

いつもはCTIのコーチングコースや
企業でのコーチングコースといった
様々なプログラムのリードをしています。

先週、那須岳の山伏修行(抖擻/トソウ)を
体験してきました。

以前【おまけトーク】で高尾山にてトレーニングしてきた
と書きましたが、まさに山伏修行に向けてのものでした。

トレーニングの甲斐あって無事最後まで
トソウすることが出来たのですが、
今回「思い込み」というものが
自分を苦しめるだけでなく
相手にも迷惑が掛かることを痛感したのです。

「思い込み、それが思い込みと知るまでは現実…」

この言葉を十数年前に初めて目にした時の
驚愕といったら。
「これ勝手な思い込みだったんだ!」
と気づいた時の衝撃や時を戻したくなる焦燥感は、
恐らく誰しも経験したことがあるのでは
ないかと思うのです。

今回の那須岳トソウは実は2年前にも体験したのですが、
前日から続き大雨で、気温も低く強風ということで
途中で終了していました。

その時に「登山口の階段エリアがいのち取りだ」
ということや「登るスピードが速くて大変だ」
ということを、今回のトソウまで約2年掛けて、
私は「思い込み」として作り上げていたのです。

では実際はどうだったかというと…
確かに登山口は階段が続きましたが、
山の入口に鳥居があるように、
山には各所に神様が祀られており、
登山ではなくトソウですから
山の神の祠(ほこら)があれば、
立ち止まり祝詞をあげ祈ります。

これが不思議にも「あ、息が切れる…」
と苦しさの頂点に届く前に
祈りの場が現れるのです。

そしてスピードについても、
山頂に至る数百メートルは傾斜がきつく、
岩場だったりしましたが、
それ以外は驚くほど平たんな道なので、
スタスタと足取り軽く行けたのです。

ただ振り返ると、
「前の方との距離を縮めなければ」
「お先にどうぞをしたら最後、もう遅れるばかりだ」
といったことを考えていて、
山を感じる、山に祈りを入れる、ということに
心を浸らせるまでは出来ていなかった、
ということに気づいたのです。

もっと自分を信じて、
一緒にトソウしている方たちを信じて、
先達の道を信じて体験したかった。
自宅に戻り、一人になって、初めて
それに気づきました。

思い込みをすることで事前に準備をし、
不測の事態に備えることは
ビジネスにおいては外すことの出来ない
大事なことです。

一方で、現実の今この瞬間に本当に起きていることを
しっかり感じ取り、それに応えていかないと、
現実に即していない空回りが起きてしまったり
徒労に帰すことも起きかねません。

この両輪をしっかり回していくことが理想
と思う一方で、
なにも一人きりですべて抱え込む必要もないのだ、と。

つまり私の準備が万全でなくとも
それを補う知恵や体力を持っている人がいる。
その人もまた私の何かしらの準備
(もしくはそもそもの素質)で
救われる可能性もあるわけです。
(私は自分では笑い担当と認識していますが)

現場で起きたことで私が感じ取れなかったことを、
後であんな事があった、こんな経験をしたんだと聞くと
それが私にとって次に繋がる気づきになったりします。

「思い込み」は誰だってしますし、
それが無いと逆に怖くて前に進めません。

だけれども、その「思い込み」が「思い込み」なんだ
と気づく練習は続けていきたいですね。

だって伸び伸びと呼吸しながら、その場で起きる
想定外な出来事に呼応していきたいじゃないですか。
私たちは息を止めて動けなくなることを
望んではいませんものね。

私たちウエイクアップは上司の皆さんを
いつも応援しています!!
気になることがあれば、気軽にお声がけください。
【お問合せ先】https://wakeup-group.com/contact/

【おまけトーク】
今回の経験を通じての学び:
着用する衣類の素材として綿素材はNGである。
私の奇行(リュックを前に背負う、
パーカーをやたら脱ぎ着する)について、トソウ後
「本当に心配した」と何人かに声を掛けられました。
私にしてみれば「こんなに背中が熱いのに
皆よく背中にリュックしょってんなー」
と思っていたのですが、背中が熱くなった理由が、
発汗効果ゼロの綿100%の衣服を
下着からTシャツから着込んでいたことが発覚!
早速その発汗効果のある下着とやらを購入します。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA