どうやったら英語が話せるようになりますか?

ウエイクアップの平田淳二です。

先週ウエイクアップの新オフィスで、
コーチングに関するQ&Aの動画を20本ほど
撮影しました。

全部短い動画なので、撮影時間はそんなにかかり
ませんでしたが、受講を検討している人に向けて
参考になるのではないかと思います。
近日中に配信します。

CTIジャパン公式Youtube
https://bit.ly/2EPoNTf

今日は人に焦点を当てるコーチングと問題解決
について書いてみます。

クライアントは何らかのテーマをもってコーチングを
受けにきます。
そのテーマを大きくわけると2つに分けられます。

1つは現実の変化を求めているテーマ
・会社で新しい役職についたので、自分のあり方行動を整理したい。
・今の会社を辞めたいと思っているけど、やりたいことが何かわからない

もう1つは、自分の内面を見つめるようなテーマ
・自分の可能性をもっと探ってみたい
・人生の目的を追求したい

おそらく、コーアクティブ・コーチングを学んだ方は
後者のテーマは得意で、さらに自分の内面から現実を
変化させていくコーチングには長けている
人が多いのではないかと思います。

しかし、前者のようなテーマになると、コーチングではなく、
コンサル的に問題解決に走ってしまう人も多いのではないでしょうか。

例えば、私がクライアントとして、本当に生なテーマを出してみます。

「オンライン英会話を続けているのですが、
このまま続けていて英語が話せるようになるのか不安です。」

問題解決コーチだと

「どれぐらいのレベルになりたいのですか」
「週何回ぐらいやってますか」
「現状はどれぐらい話せますか?ちょっと話してみてください」

のように進めていくコーチもいるかもしれません。

あなたがコーチなら、私にどのように関わっていきますか?

こんなクライアントに対して、コーチの多くは

「英語を話せるようになったら、どんな感じでしょうか」

「英語を話せるようになって、何を実現したいの?」

のような関わりをするのではないでしょうか?

そこから、コーチングが続いて

「こんなことができるといいと思います。」
「世界中の多くの人と話せるようになります。」
「それができると最高です。」

などと盛り上がり、最終的に

「サボタージュに負けてちゃダメですね。
脇目も振らずにがんばります!」

となったとします。

このコーチングをあなたはどう思いますか?

クライアントの私としては、悪くはないけど
何か違うな~という感想がでます。

このコーチングのイマイチなところは、
クライアントの今のテーマを無視しているところです。

クライアントのテーマは、以下のようなテーマです。

「オンライン英会話を続けているのですが、
このまま続けていて英語が話せるようになるのか不安です。」

もし私がコーチなら、「不安」というところに
焦点をあてると思います。

「どんな不安があるんですか?」
「その不安は何が引き起こしているんですか?」

などと関わると思います。

クライアントのテーマの奥には、クライアントの
願いが入っています。それは顕在しているときもありますが、
潜在的な願いかもしれません。

コーチはクライアントのテーマが現れたら
すぐにそこの解決に向かうのではなく、
テーマの奥にあるクライアントの願いに
焦点を当てることが大事なのです。

このコーチングは文章だけなので、
わかりにくいかもしれませんが、
この人の本当のテーマはなんだろう?
本当は何を話したいのだろう?
と好奇心を向けていくことが
テーマを大事にして、なおかつ人に焦点をあてていく
ということにつながっていくのです。

コーチングコース受講中の方は、
ぜひクライアントの奥にある本当の願いに
焦点をあてることを忘れずに
コーチングをしてきましょう。

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コメント

  1. みっちー より:

    毎週とても楽しみにしております。少し前にこのテーマで自分自身がクライアントの立場でコーチングされる場面があり、まさにこの通りの結果だったこと、合わせて、この週末にちょうど応用/プロセスの受講を終えたばかりなのでさらに今週の内容が響きました。

  2. Wake Up Info より:

    みっちーさん
    コメントありがとうございます!
    クライアント体験で起きたこととオーバーラップした内容だったとのこと、ご自身の体験により裏打ちされることってありますよね。
    今後も基本的に月曜日はコーチングに関する記事をお送りしていきますので、引き続きよろしくお願いします。

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