コーチング用語の新しい解説

ウエイクアップの平田淳二です。

魁!男塾の民明書房と言えば、
私の世代でジャンプを読んでいた人なら、
ほとんどの方がわかると思いますが、
民明書房のように、難しい言葉や新出の単語を、
わかりやすく紹介してくれる存在が、
ここ最近脚光を浴びています。

最近テレビによく出ているクイズ王の伊沢さんは、
「ちなみに……」という言葉で、より深く解説してくれて、
勉強になることも多いです。

このような周辺情報の提供は、知識の習得には効果的で、
コーチングを教えている私としては、
より参加者の記憶に残り、なおかつ実践に応用できるように、
コーチングスキルがなぜあるのか、どのようなケースで有効なのかを
周辺情報の提供に加え、物語の要素を入れた形で
提供することを常に心がけています。

今回はコーチングの意図的協働関係を解説したいと
思いますが、ただ単に辞書的に説明するより、
ストーリーなどがあると、より理解しやすいと思いますので、
メルマガの読者の質問を使って説明したいと思います。

東京都在住のNさんからの質問です。

「子供が親の言うことを聞きません。どうすれば
イライラしなくなるのでしょうか?怒りながら
はやくお風呂に入りなさい
はやく歯を磨いて
はやく寝て
ママは同じことをくり返すテープレコーダーじゃありません。
と言ったら、テープレコーダーって何?と言われ
あら、時代が出てしまったわと反省する毎日です。」

私の答えは、
子育てはそんなものですよ。親の思い通りになることは
あまりありません。全部、親の思い通りになったら、
子供がストレス感じてしまうのではないでしょうか。
子供のわがままは、いつかいい思い出になりますよ。
のような身も蓋もない答えも言うことは可能ですが、

子育てはコーチングと似ているところがあります。
コーチがクライアントにこうなるといいな、
こっちの方が絶対にいいのにと誘導的になると、
うまく機能しません。

では、どうすればいいかと言うと、
コーチングのクライアントに関わるコーチのように、
子供が普段の生活で何を大事にしたいのか、
何を自分で選択したいのかを聞くといいと思います。

例えば、
「お母さんとこれだけは約束できることは何?」
「お母さんに何か希望することある?」
「どうなったら怒られてもしょうがないと思う?」

このような質問を1回だけじゃなくて、定期的に
行ってください。

「今月のお母さんどうだった?約束守れてた?」
「太郎くんはどうだった?」

このように親子で対等な立場で、お互いで考えていくことにより
子供の主体性と、親子の関係性、親の関わりの幅の広がり
が変わっていくでしょう。

意図的な協働関係は、このように対等の立場で
お互いで関係をつくっていくことであります。
コーチング以外のどのような関係でも、応用できますので、
試してみてください。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA