ウエイクアップの斎藤豊です。
ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン、
毎週木曜が担当なのですが、今日は3/11木曜日です。
メルマガで311について触れるのはどうかとも思いましたが、
やはり避けては通れないテーマなので書いてみます。
10年前の今日、
僕はCTIが主催するリーダーシップ・プログラムを
受講するため、スペインのバルセロナ郊外にいました。
そして3/11は10ヶ月に渡るプログラムの最終日でした。
受講者仲間が「日本で地震があったらしいよ」と
教えてくれたのですが
（基本的にネット接続は禁止されていた）、僕の返事は
「日本は本当に地震が多い国なんだよ」でした。
その後無事にプログラムを終えて、
バルセロナの街を歩いていて飛び込んできたのは、
松林に波が押し寄せる映像。
「なにこの合成画像？」
これが僕の反応でした。
目にしたものが現実に起きていることとして
理解できなかったのです。
やがて、実家のある福島県沖が震源の大地震であることや、
最大規模の津波が押し寄せてきたことを知ります。
元々の予定としてその後しばらくヨーロッパに
滞在することになっていたこともあり、約10日後に帰国。
飛行機がガラガラだったことを覚えています。
特に東日本にお住まい、または縁のある方は、
ここから様々な体験があったことと思います。
そして多くの人が、人生を見つめ直したのでは
ないかと思います。
日常が日常として続く保証の無い毎日。
たとえいつ終わっても悔いの無い人生を、
これからも歩んでいきたいと思う、今日です。