直感の使いかた

ウエイクアップの池田佐佳子(さよこ)です。

いつもはCTIのコーチングコースや
企業でのコーチングコースといった
様々なプログラムのリードをしています。

さて、皆さんはどの程度ご自身の直感を
尊重されていますか?

直感は勘とも言えるもので、
論理的思考から発生したものではなく、
感覚的にものごとを捉えた時に発生するものです。

私がどのくらい直感を直感として
尊重していたかというと、
ビジネスの上では使いにくいもの
という認識でしたので、

自分が直感的に感じたことを
さもありなん、と上司に言ってもらえるよう
理論的に説明するということで、
直感を使っていました。

つまり直感というものは
「これ直感なんですけどね」と
そのまま言葉にするものではない
と勝手に思い込んでいた、ということです。

そうなると上手く理屈が通せる時と
そうでない時があり、きちんと筋の通った文章に
表せないものはお蔵入りとなります。

では直感を無きものにしないためには、
どうすればよいのでしょう。

私のおススメは、
「気持ちいい」「気持ち悪い」「好き」「嫌い」
という簡単な表現で、まずは自分の直感的な感情を
認識する練習から始めることです。

恐らくは、その感情がトリガーとなって
アイディア、判断などの事柄がフッと心によぎります。

「あれやったらいいんじゃない?!」
「今はやめておこう」
「あの人に相談してみよう」
「いますぐメールしよう」

これをそのままやってみる。
そうすることで、直感を「理屈を超えた
智慧」として使うことが出来ます。

 

ただし、ものすごく同じタイミングで
「いや、私がやらなくてもいいか」
「何かあってもいけないしもう暫く続けておこう」
「あの人、きっと忙しくしているだろう」
「メールはまた今度にしよう」
という心の声も聞こえてきます。

私の場合は、「これをどう上司に持ち掛けるか。
いや余計な仕事を増やすのは止めよう」という声が
常に聞こえていたように思います。

その声は私たちの身の危険から守ってくれる
声でもありますから、通常は美しいまでに説得され、
直感から思い付いた行動は無きものにされます。

直感が無きものにされないための
私のおススメは、誰かに話すことです。

すぐにカタチになる保証はありませんが、
種を蒔くように誰かに話しておくと
ある日どこかで芽を出す可能性があります。
まったくの無きものにはならないでしょう。

結果を刈り取る為には種蒔きが必要です。

自分から生まれた種を蒔く時もあるでしょうし、
どこからか種が飛んでくるかもしれません。
誰かが服の袖に付けて持ってきてくれるかもしれません。

上司の皆さんには、部下が要領を得ない企画書を出してきた時、
直感の種のことを思い出してもらえれば幸いです。

 

※1on1における上司の関わり方については、
WAKE UPの法人窓口にお問合せください。
https://wakeup-group.com/contact/

私たちウエイクアップは上司の皆さんを
いつも応援しています!!

 

【おまけトーク】
最近懐かしかったこと:
最近小学生に大人気の歌「うっせぇわ」が
チェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」の
パロディにしか聴こえない。

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