共通テスト時代のコーチング

ウエイクアップの平田淳二です。

1月16日、17日は、大学入試共通テストがあり、
先週は共通テストリサーチと呼ばれる、
自己採点を大手予備校のシステムに登録して
判定の結果を見て、志望校を決めたりする作業で、
我が家はなかなかてんやわんやでした。

今回の共通テストは今までのセンター試験と大幅に変わり、
思考力・判断力を問う内容が増えてきました。

大きな変化の特徴は英語のリスニングがリーディングと同じ
100点換算になり、リスニングの比重が大幅に増えたことです。

また、共通テストを利用する私立も増えており、今までは
センターの3科目(英語、国語、社会など)で
合否を決めるセンター利用が多かったのですが、
共通テストに変わってからは、共通テストと独自テストの
併用型が増加しました。

立教大学はほとんどの学部で、独自の英語入試を廃止して、
共通テスト等の外部利用に変更しました。

また、上智、青山学院は、併用型の割合が多く、
受験生にとっては、自分の得意科目に加え、どれぐらい
共通テストを併用しているか、また配点割合は
どうなっているのか。学校の先生や学生が
カバーできる範囲を大幅に超えている状況です。

私の時代のようなシンプルに、一回勝負の時代から、
私立に関しては、多くのチャンスがあり、
さまざまな受験方法がある形態に変化していることを、
今年初めて知りました。

その中で情報収集は特に重要でした。

例えば英語特化型の成績であったとして、
英語の配点が高い学校を選ぶとします。
そこで待ち受けているのは、英語の配点重視の
同じ考えをもっている英語の猛者どもとの戦いです。
受験に関しては、英語特化型の中での争いは
今後も増えていく流れでしょう。

こういったことを知っているか、知らないかで、
自分が本当に行きたい学校や、学びたい学問に
影響が大きくでてきます。

では、そんな時代に親ができるコーチングは何かというと、
子供が受験に集中でき、志望校を決める
サポートができるかということです。

子供の価値観や希望を聞き、複雑な受験形態を読み解き、
選択肢を多く作り子供が自らの意志で決めることが
できる環境を創ることが、親ができるコーチング
なのではないでしょうか。

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