ウエイクアップの平田淳二です。
1月12日に「1on1のポイント 基礎編」
ウェビナーを実施しました。
30分という短い時間ですが、
1on1のポイント、デモ、Q&Aを行いまして、
今回は11月に実施したときの倍の
視聴者が参加しましたので、
Q&Aにたくさんの質問をいただきました。
時間内で答えられなかったことが、いくつかありますので、
こちらでお答えいたします。
また、満席だった応用編の日程を新たに
追加しましたので、そちらもぜひご利用ください。
新日程 2月12日(金)12時15分~45分
https://semican.net/event/SC190305/oqzfwy.html
<Q&A>
Q1
時間がいつもオーバーしてしまいます。
納得感のある終わり方で時間通りに終わるような
工夫はありますか?
A1
まずは時間をオーバーしても大丈夫かどうかを
お互いが確認してみてください。
時間がない場合ですが、私は終了する場合は、
「そろそろ時間なので、ここまで話してみてどうだった?」
「今日の話から、仕事で意識することはあるかな?」
などと締めるようにしています。
Q2
部下が心をひらいていない場合の有効な
かかわりはありますか?
A2
1回の1on1で心を開いてもらうのは難しいです。
今日のウェビナーで話した通り、話を聴く
というところからスタートしてみてください。
また、1on1に慣れていない場合は、
1on1をどのような場と考えているかを、
お互いで話してみて、認識を合わせると、
話しやすい場になります。
Q3
先程のデモでは、傾聴した結果、
相手に何が必要と感じましたか。
A3
1on1では相手にとって何が必要かという意識は
あまりもっていません。逆に相手の人が何を
必要と思っているかに好奇心を向けて、
それを応援する意識で行っています。
また、何か意図を持って1on1をする場合は、
そのことは事前に伝えて、その意図を聞いて、
相手がどう感じるかに好奇心を向けて傾聴しています。
Q4
1on1はオンラインより実際に会うべきだと思いますが、
オンラインでも良いでしょうか?
A4
お互いが安心して話せる環境ならどちらでも大丈夫です。
Q5
時間はどの程度が適切ですか。
傾聴だけで終わっても問題はないですか
A5
長くても1時間だと思います。
1時間を超えると業務打ち合わせの時間になりがちです。
また、関わりについては相手に聞いてみるといいでしょう。
例えばこのような聞き方があります。
「今日は聞いているだけだったけど、
どのように関わってほしいとか希望はあるかな?」
Q6
1on1だと上司部下との関係でありコーチングでいう
意図的な共同関係が機能しづらい環境かと思います。
部下と上司の立場で安心安全の場作りに対して
気をつけることはありますか?
A6
上司部下ならではの協働関係を創る必要があります。
純粋にコーチングをするというよりは、
コーチング的なスタンスで、メンタリング、コーチング、
ティーチング、フィードバック、リスニングなど
複合的に取り入れた関わりになると思います。
その内容については、応用編でしっかりと
お伝えしたいと思っています。
Q7
部下が否定的で話をしたくないと言う場合
(関係性がとても悪い)それでも、少しづつ
対話することで改善されていくでしょうか。
A7
絶対に改善されるとは言えません。しかし組織で働く以上、
上司部下でコミュニケーションをとることは必要になります。
私は関係がものすごく悪い状況なら、
理想的な1on1をやるというのではなく、
チームの目的を達成するためのミーティングとして、
1on1の時間を活用するかもしれません。
「このチームの目的を達成するために、私とあなたは
どんなコミュニケーションをとりながら仕事するといいだろう」
のようなことを話すと思います。