こんにちは
ウエイクアップ組織変容コーチの山川広美です
今、どんなお天気ですか？
日本海側に住む私にとっては
毎日天候の気になる季節となり、
今日は雪模様です。
外に出る時は長靴に手袋としっかり防寒はしますが、
それでもこんなお天気では数十メートル先の
コンビニに行くのも億劫なものです。
さて、意識を外から中に向けて
「今、みなさんのチームはどんなお天気ですか？」
穏やかな春のような日差しがさしていますか？
それともギラギラと暑く燃えていますか？
冬の外気と同じようにピリリと寒いと感じた方も
いるかもしれませんね。
そして、どうしてそのお天気だと感じているのでしょうか？
私はチームや組織についてのご相談をいただいた時に、
この「チームのお天気」について訊ねます。
それはコーチがチームや組織を知る
情報にもなりますが、相談主であるリーダーが
チームのお天気に意識を向けていただくことが
第一の目的です。
また、リーダーがなぜそんなお天気だと感じるのか、
ここもポイントです。
「今期の目標も達成しているので今は晴れているのですが、
お互いがよそよそしい雰囲気で、雲が迫ってきているような
感じもします。」
あるリーダーがこんな風に話してくださったとしましょう。
（お客様のお話は許可なくオープンにはしないのでフィクションです）
『目標が達成している』という事実と
『よそよそしい雰囲気』が同時に
そのチームには存在していて、
この雰囲気が良くない事実を引き起こしそうだと
リーダーは感じている事がわかります。
お天気はその一瞬のものですが、その背景に意識を向けると
チームの状態がより分かりやすくなります。
そしてチームメンバーにヒアリングをすると、
この『よそよそしい雰囲気』は多くのチームメンバーが
察知している事が多いものです。
「薄曇り」程度なら過ごしやすいかもしれませんが、
雨が降り出すとすぐ近くのコンビニに行くのも
億劫になるのと同様にチーム内の行動力や
生産性も低下しますね。
私がこのチームに関わるとしたら、
リーダーとチームメンバーそれぞれが感じている
チームの雰囲気を全体で共有するとこから始めます。
「やっぱりね」と感じる人もいれば
「意外！」と感じる人もいるかもしれません。
それでも、そこからチームの変化が始まるのです。
それは悪天候の中では、チームのパフォーマンスが
上がらないことをどんな人も知っているからだと思います。
私たち組織変容コーチはチームの雰囲気に着目し、
チームの中にある智恵を対話から紡ぎ、
チームが望む雰囲気、そこから生まれる行動を
創り出すコーチングを提供しています。
チームの雰囲気に意識をむけて未来をつくる組織に
関心のある方は ウエイクアップの組織変容チームに
ご相談ください。
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