ウエイクアップの池田佐佳子(さよこ)です。
いつもはCTIのコーチングコースや
企業でのコーチングコースといった
様々なプログラムのリードをしています。
さて大企業では今年から、
中小企業においては2年後から施行される
通称「パワハラ防止法」については、
パワハラの定義や実際に起きた際に
どう対応していくのかといった論点で、
弁護士の方を中心に多くの
書籍や動画がすでにあります。
一方で、パワハラをしてしまう上司、
パワハラを受けてしまう部下、
それに関与せざるを得ない経営者の方々、
それぞれの立場の内面に起きがちなことや、
組織全体で構造的に起きてしまっていることなど、
目に見えない深層心理に焦点を当てたアプローチは
あまり耳にされたことがないのではないでしょうか。
このブログでも何度か紹介していますが、
ウエイクアップ代表取締役社長の島村仗志
(ニックネーム:ジョージ)が語る動画シリーズ、
「パワハラしない!させない!そもそも起きない!」
では、まさに目に見えない深層心理にも
焦点を当てたパワハラ防止の
アプローチを具体的に紹介しています。
島村が具体的にパワハラ防止のアプローチを語れる理由は、
実は島村自身が社員時代にパワハラを受けた実体験があること、
無自覚にパワハラをしてしまっているマネジメントへの
コーチングの経験があるからなのです。
例えば「(パワハラ)しない編」の第一回では、
「パワハラ要注意プロファイル」と題し、
パワハラに陥りがちな上司の要素を3つのポイントで紹介しています。
- 仕事ができる(結果を出し続けている)
- 上司から(圧倒的に)期待されている
- その期待にしっかり応えたいと思っている(応えると決めている)
いかがでしょう?こうして見ると、
3つのポイントは素晴らしい能力、持ち味以外の
何ものでもないと思いませんか?
これがなぜパワハラに陥ってしまうのでしょう。
また、第三回では、
「思い通りに動かない部下をどう観るか?」と題し、
人間観について提案しています。
- 人は誰も、誰かを思い通りに操作することはできない
- M (J) KS / みんな(実は)貢献したい
- 人は観たいことしか観ない(量子力学の実験から)
自分のことを(どうせ組織に貢献する気のないやつだ)
と観ている上司と、
(色々言っているけど組織に貢献したいんだろうな)
と観ている上司と、
あなたはどちらの上司と仕事したいですか?
是非、この続きは動画シリーズを
ご覧ください。
https://bit.ly/2CojPv0
【おまけトーク】
本日は私が担当する2020年最後のブログとなります。
拙い記事ではありましたが、読んでくださり
本当にありがとうございました。
年の瀬に向け寒さとともに慌ただしさが募りますが、
皆様、お身体くれぐれもご自愛ください。