ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン、
毎週木曜担当の斎藤豊です。
僕は、料理を作る事が好きです。
帰省したときは、数年前に他界した母に代わって
あれこれ作るのが定番になっています。
ある週末、実家で父に言われました。
「お前(僕の事)は料理ができていいなぁ」
この何気ない会話から、深く思い悩んでしまいました。
『どうして人は「こうなれば良い」と思う事があっても、
そうなれないのか』
『その反面、どうして人は本当はしたくないことを、
続ける事ができるのか』
—
1. どうして人は「こうなれば良い」と思う事があっても、
そうなれないのか。
男も料理が出来た方がいいことは分かっている。
でも、やらない。できない。
定期的に運動はした方がいいことは分かっている。
でも、やらない。できない。
新しい知識を入れた方がいいことは分かっている。
でも、やらない。できない。
—
2. 反面、本当はしたくないことを、
どうして続ける事ができるのか。
できれば会社なんて行きたいくない。
でも、行くしかない。
長時間電車に揺られての通勤なんてしたくない。
でも、行くしかない。
この食生活が健康面で良くない事は分かっている。
でも、続けるしかない。
みなさんに当てはまるものはあるでしょうか。
この思考サイクル、本当に気になります。
これまでの経験と学習から言える事は、
深層心理
対話
内発的動機
小さな一歩
行動と学習 etc
全ての解がコーチングにあるとは思わないのですが、
想いを現実に変え、手放すべきものを手放すことを
手助けする手段の一つがコーチングであることは
間違いありません。
自分の人生を願う方向に導くために、
周囲の人や家族が願う方向に進むために、
多くの人に学び、実践して欲しいと本当に思います。
おまけ1
多くの人は「美味しい」と言われると嬉しいようですね。
僕の場合、聞いていないレベルでそこには全く喜びは感じず(苦笑)
何を作るか考え、準備し、作り、片付けるといった一連の
プロセスが好きです。
おまけ2
今回の記事を書いていて、本当にこのテーマが気になって
いることを自覚しました。近々研究会を立ち上げて、
料理を作る男子のあふれる社会を考えてみることにします。