ブラックエレファント

こんにちは
ウエイクアップの島村仗志です。

今週のGeorge’s Approachは、
「パワハラさせない編③行動する」です。
パワハラをさせないために、どのような行動を取るか?
をお伝えしています。
https://youtu.be/rIuLvoA3-Pw

11月30日付の日経新聞の記事で
「ブラックエレファント」という言葉を学びました。

事前には容易に想定できない危機を「ブラックスワン」と表現するのに対し、
いずれ起きることが明白な問題を放置して、大きな被害が
起こってしまう事態を「ブラックエレファント」と表現するそうです。

この記事では、資本主義経済の再生、という大きな文脈の中で
「ブラックエレファント」に向き合う必要を取り上げていましたが、
私たち1人1人のビジネスパーソンというレベルにおいても、
既に認識できているのに然るべき意図的な対応ができていないまま
放置してしまっている問題やリスク、つまり
「ブラックエレファント」が現実化する可能性が大いにあります。

例えば、暴飲暴食や運動不足などの不規則な生活で
健康を損なうことなどは認識はできていたのに、
実際に痛い目に合うまで自らの行動を変えられなかった、
とても分かりやすい例かもしれません。

そして健康面以外でも、私たちが既知のリスクを
放置してしまいがちなことが、職場の人間関係です。

多くの場合、誰にも悪気はなく、皆、お客様や会社に
貢献したい気持ちからの言動を重ねているのですが、それぞれが考える
“正しさ”の食い違いやコミュニケーションの行き違いから、
私たちを取り巻く職場の人間関係は、ギクシャクしてしまうことがあります。

もし、あなたが「このままではマズイ」と既に認識できている
職場の人間関係のギクシャクの中に身を置いておられるのであれば、
今、自らどんな対応がとれるのかの選択肢をリストアップした上で、
その中で、最も自分らしいエネルギーを感じる対応を1つ選択し、
行動に踏み切ってみてください。

先程の新聞記事では、
資本主義における「ブラックエレファント」発生の根底には、
利潤を求めるプレイヤーの自由な活動という、
現在の資本主義経済の基本構造があるということでした。

資本主義のバージョンアップの処方箋は、その中で活動する
それぞれの会社の経営が、利潤よりも、そこで生きている人に焦点を当て、
人を大切にする方向に舵を切ることにあるように観じています。

私たちの職場の人間関係のギクシャクの根底にも、互いの言動に対して
過度な経済合理性を求めてしまう私たちそれぞれの“正しさ”や、
忙しさの中で時間を確保することの難しさを理由に、
気になっている人とのコミュニケーションを後回しにしてしまいがちな
私たちの行動パターンがあるのかもしれません。

もし、自らが身を置く職場の人間関係がギクシャクしてしまっているならば、
自分と相手のそれぞれの内面に焦点を当て、人として
互いを大切にする姿勢を再確認することが、事態を好転させる
突破口になると想います。

今週のGeorge’s Approachは、「パワハラさせない編③行動する」です。
パワハラをさせないために、どのような行動を取るか?
をお伝えしています。

この動画が、あなたならではのアプローチを再確認して
実際に行動を起こす、そのきっかけになればとても嬉しいです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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