「愚痴をやめよ」

こんにちは
ウエイクアップの島村仗志です。
今週のGeorge’s Approachは、
「パワハラさせない編②決心と内省」についてです。
https://youtu.be/lVww7BpD5Lk

「愚痴をやめよ」
これは、小説『海賊と呼ばれた男』の中で、
敗戦から2日、昭和20年8月17日の朝礼で、主人公が
失意と不安のどん底にいる社員たちに向けて発した、
最初の言葉です。

 

人間誰しも、逆境の中では弱気になり、
自分自身を“被害者”と位置付けてしまいがちです。
私もそうです。

敗戦直後の実際を再び体験することはできませんし、
2度とあってはならないことですが、
今の私たちをとりまく状況で言えば、ぶり返してきた今回のコロナ禍は、
私たちを“被害者”にしてしまいかねないインパクトがありますね。

そして、職場における人間関係も、私たちにとって
素晴らしい機会やリソースになることが多い反面、
私たちを“被害者”にしてしまうことに一役買ってしまうことも多いようです。

 

被害者でいることは、自分の身の回りに起きることの全てを、
自分以外の誰かや何かの所為にできる、つまり自分の責任を放棄できる、
という点で、居心地は悪くありません。

ですので、私たちの人生の一時期、或いは人生の中の一部分においてのみ、
とことん被害者でいることを味わい尽くしてみることも、
意味があることなのかもしれません。

 

しかし、どうやら被害者意識は、私たちが本来持っている可能性を奪い、
私たちを徹底的に無力化してしまうようです。

被害者意識に捉われながら、自ら局面を打開することはできないことを、
私たちは経験的に知っています。

 

ではどうすればいいのでしょうか。

 

私は被害者にならない、と自らの内面で、心を定める。

そのことから、全ては始まります。

 

私たちは、自分以外の誰かを、
自分の思い通りに操作して変えることはできません。

それでも世界で唯1人、自分のことだけは、自分で変えることができます。
被害者になってしまっている自分を変えることができるのは、
自分だけなのです。

 

私は被害者にならない、と自らの心を定めること。

そこから始まる私たちの内面の変化が、どのようにその言葉や行動に表れ、
そしてそこから私たちが本来持っている可能性がどのように拓かれていくのか。

思い立てばすぐに始められるその物語を、これからも
楽しんでいきたいと思います。

 

「愚痴をやめよ」
この一言で社員を奮い立たせる、その力量と持ち味は、今の私にはありません。
でも私の未来は、今日から、今から始まります。

あなたの今と未来が、あなたらしく幸せに輝いていくことを、
心から願っています。

 

今週のGeorge’s Approachは、
「パワハラさせない編②決心と内省」についてです。

 

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