ウエイクアップの池田佐佳子(さよこ)です。
いつもはCTIのコーチングコースや
企業でのコーチングコースといった
様々なプログラムのリードをしています。
さて、みなさんはご自身がリカバリーする場所を
どのくらい認識されてるでしょうか。
“リカバリーする場所”というのは、
自身の行動の原点であり、自分自身のあり方の軸となるものです。
たとえば、プロジェクトであれば、
それが始まった原点、プロジェクトの目的であり、
つまりプロジェクトに懸ける願いとも言えます。
プロジェクトが困難な状況になった際、
リカバリーするための問いとして
「このプロジェクトは何のためにあるんだろう?」
「このプロジェクトを進めていく上で大事にしたいことは?」
といったことを、自分自身に、チームメンバーに問うことで
進めていくか否か、他のやり方はあるか?と視野が広がっていきます。
そして、コーチングで言うと、
コーチがリカバリーする場所は
コーアクティブ®・モデル*となります。
そのコーアクティブ・モデルには、
モデルの基盤となる「4つの礎」と呼ばれるものがあります。
・人はもともと創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である
(People are Naturally Creative, Resourceful and Whole. / NCRW)
・今この瞬間から創る
・その人すべてに焦点をあてる
・本質的な変化を呼び起こす
コーチング研修や企業コースのリードをしていると、
「こんな場合どうしたら良いでしょうか?」
「あんな時はどうしているんですか?」
とやり方(方法)を聞かれることがよくあります。
そんな時わたしはいつもこんな事を思います。
「わかる!でも…コミュニケーションには正解がない、
だから私のやり方が必ずしも正解とは限らないんだよなぁ」と。
ですから、コーチング的コミュニケーションをしていく上で
上手くいかないと思ったときには、リカバリーする場所として
コーアクティブ・モデルを伝えるようにしています。
「私は相手をNCRWのスタンス(眼差し)で見ているだろうか?」
「いま相手にとって必要なことに意識を向けているだろうか?
それとも私がこうあるべきという姿に導こうとしていないか?」
そうやって、プロジェクトの推進においても、
部下育成においても、マネジメントには、
自己管理をしていくことが求められています。
2020年は本当に新しいチャレンジが続きます。
まるで次から次へと新しい筋トレメニューが差し出されるかのごとくです。
上司の方々、どうぞ無理のなきよう。
私たちウエイクアップは上司の皆さんをいつも応援しています!!
*CTIジャパン HPより抜粋
https://www.thecoaches.co.jp/coaching/index.html
【おまけトーク】
私がリカバリーする場所:相手に対する優しさをもって率直に関わっている自分