障子を開けてみよ。外は広いぞ。

ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン、
毎週木曜担当の斎藤豊です。

いつもの環境、コンフォートゾーンにいると
人の成長は止まります。

人間性尊重を掲げている企業は、人の無限の可能性を信じて、
時には大胆な人事異動を行い、新しい挑戦をさせることもあります。

一方で、生産性を考えると異動は非効率でもあります。
今までやってきたことを後任に引き継ぎ、
また異動先で引き継ぎを受ける。

異動という仕組みを通して、暗黙知から形式知を
意図的に起こす仕組みは、日本が誇れることかもしれません。

いずれにしても善し悪しはないのですが、
ぜひここに加えて欲しいのが
「自分の意思で枠を超えること」です。

会社(上司)に与えられた変化だけでなく、
自分で変化を起こしていく。

これをしないと、本当の意味で自分の芯は太くなりません。

以前、ある企業で
将来を有望視されている方数名にお話を伺い、
今後どうしていきたいか聞いたところ、
「部下が伸び伸び働ける環境を作るのが仕事」
と口を揃えておっしゃいました。

私は大きな違和感を覚えました。

なぜなら、将来を有望視されているリーダーで、
まさにリーダーシップの発揮を求められているにも関わらず、
思考が完全にマネジャーなのです。

企業にはマネジャーが多過ぎではないでしょうか。
リーダーシップを育まなくてよいのでしょうか。

「障子を開けてみよ。外は広いぞ。」は
トヨタ自動車を創設した、豊田佐吉さんの言葉です。

障子を開けてみませんか。
そして、外に出てみませんか?

ご参考までに、話を聞かせていただいた方々には
その後弊社のコーチングを受けていただきました。

対話することで、内に秘めていた想いや熱を取り戻し、
障子をたたき壊し、
「え! そこまでやるの!?」
という変化を多く見てきました。

本質的な変化を呼び起こす、
ウエイクアップのコーチングです。

 

おまけ1
自分自身の事を振り返ると、約20年前に
エベレストに登って死を身近に感じた経験が残っています。
趣味の領域を少し超えた活動も良いかもしれません。

おまけ2
最近、釣った魚をいかに美味しく食べるかが
気になって仕方ありません。近所の寿司屋と
ゴルフに行くときは、ずっと質問攻めです。
仕込みの弟子入りしようかな。

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