多様性とわたし

ウエイクアップの山田希です。

さて、多様性というとみなさんは何を
思い浮かべるでしょうか。

私はほぼ日本人しかいないかも?という
地方都市で生まれ育ったため、
自分で言うのも何ですが、多様性とは
程遠い環境で育ったと思います。

ところが先日、とあるダイバーシティの
トレーニングを覗き見させていただき、
自分のこの考え自体の中に、
私のものの見方が反映されていることに
気づきました。

つまり、私が育った環境に多様性が
あったかなかったか、ということではなく、
「なかった」と認識している私の視点の中に、
「私と多様性との関係性」が含まれている
ということでした。

ほぼ日本人しかいなかったから
多様性とは程遠い、と認識した
ということは、日本人は同じである、と
認識しているということになります。

実際にはその中にも様々な属性や経験を
持つ人がいたかもしれません。
にもかかわらず、日本人だから同じだ、と。

すなわち同じような経験や同じような
ものの見方をしている、均質的な存在であったと
無意識のうちに一括りにしてしまい、
実際にはそこにあったかもしれない違いを
小さく見たり、無かったことに
してしまっている、というわけです。

そしてそういったものの見方をしているとき、
知らず知らずのうちに周囲に
自分の考え方を押し付けている可能性がある、
ということでした。
いわゆる、同調圧力を生んでしまっている
可能性があるのだと言うのです。

「人間ってさ、、」とまとめたがる癖があるわたくし。
気を付けねばと反省した瞬間でした。

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