久しぶりのメンバーとのミーティング、どこから始めますか?

こんにちは
ウエイクアップ組織変容コーチの山川広美です。

暑くなってきましたね。
外気温が30度に届きそうで、エアコンを
つけるべきかもう少し我慢するべきか
リモコンを握っていましたが、
やっぱりもう少し我慢しようといったん置きました。

さて先日あるオンラインミーティングがありました。
私が個人的に参加していたチームで、
数年前まで地域に根差した活動をしていました。

今はそれぞれに活動していて、
気心は知れていますが数年顔を合わせないうちに
世の中が変化してオンラインで集まるのは初めてです。
しかも、メンバーそれぞれに活動も変化していて
聞きたいこと、話したい事が盛りだくさん。

そこで幹事役から
『せっかく集まっても消化不良になりそう…』
と私に相談がありました。
このミーティングの目的は近況を共有し
それぞれの活動の応援のアイデア出しがメイン
だったのですが、予定している90分では
足りるように思えません。
お料理だったら前菜の半分くらいで終わりそうな予感。

そこで、こんな工夫をしてみました。

①それぞれの「近況報告」と
「現在このメンバーに助けてほしいこと」
を事前にSNSのメッセージで伝える。

②ミーティングが始まったら1人ずつ
「このミーティングをどれくらい楽しみに
していたかの5段階評価」と
「その理由」を伝える。

③ミーティングのタイムスケジュールを伝え
メンバーに時間管理の意識を持ってもらう。

結果からお伝えすると、
短い時間で様々な深い話ができました。
数年ぶりだったのに全くその時間も感じない、
そして90分間でももっと長く話したような
感覚がありました。

目的であったメンバーの活動の応援も
具体的に始まりつつあります。
前菜だけになりそうだったのに、
しっかりメインまでおいしく味わったような
気持ちになりました。

話を聞いてみると、事前の近況報告を読むことで
お互いの今の状況に興味が生まれ、
当初はさほど楽しみにはていなかったが
様子を知る度に興味の度合いが高まっていた
と話される方が多かったです。

実は私もその一人です。
この近況報告があったためか楽しみ度は平均4を超え、
足りない1も「本当はリアルに会いたかった」や
「本当は一人一人ゆっくり話したいから」
の声が出ていました。

もちろん自らの思いで一緒に活動していた
メンバーだからという点もありますが、
お互いの今を知ることで
共に活動していた頃の感覚が
戻ってきたのだと思います。

楽しいメンバーとの対話は長くなりがちですが、
オンラン会議では時間の管理も大切です。
「もっとはなしたかったねー」
の余韻を残しつつ終えました。

組織やチームに向けたコーチングの中でも、
メンバーのお互いについて語る時間を設ける
ことが多いです。
何をしているのか、結果はどうだったのかの
事実も大切ですし、
どんな思いや心配ごとがあるのか、
助けてほしいことがあるとしたら
どんなことかも含めて対話をします。

今回はそのアレンジだったのですが、
顔を合わせて対話するだけでなく文字情報でも
話たり聞いたりしたような感覚が生まれるのだと
今回やってみて改めて気が付きました。

チームに新しいメンバーを迎えた時や
新しいプロジェクトが始まる時、
軽く自己紹介を文字で共有するところから
始めてみてはどうでしょう。

そしてメンバーだけでは向き合うことの難しい課題や、
より深い対話から組織やチームの未来を
創り出したいこともあると思います。
そんな時にはウエイクアップ組織変容チームに
お気軽にご相談ください。

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