Philosophy and History
コーチングから始まった、変容の物語
ウエイクアップの理念と沿革
Purpose カオスを超えて、本質へ
Mission
意識の進化を呼び覚まし、
人やシステムが本来持っている可能性が
拓かれた幸せな今と未来を創ります
Message
ウエイクアップは、2000年に株式会社CTIジャパンとして設立し、Co-Active®コーチングやリーダーシップ開発を提供してきました。その後、企業向けのコーチングや組織変容のニーズに応え、The Leadership Circle※1やORSC®※2プログラムの導入を進め、現在は「CTI JAPAN」と法人向けの「ウエイクアップ」の2つのブランドを展開しています。
私たちのパーパスである 「カオスを超えて、本質へ」 は、単なる目標達成ではなく、意識の変化から行動変容を生み出すことを意味します。変化には葛藤や迷いが伴いますが、そのカオスと向き合い乗り越えることで、本質に近づけるのです。
ウエイクアップは、これからも人と組織の変容を支え、より良い未来へと進んでいきます。
株式会社ウエイクアップ
代表取締役社長 CEO 平田 淳二
※1:The Leadership Circle(現Leadership Circle)
※2:ORSC®はCRR Global及びCRR Global Japan合同会社の登録商標です
ウエイクアップのロゴはCo-Active Coachingのフィロソフィーである「Being & Doing」を象徴しています。「Being & Doing」を想起させる2つのパーツを用いながら「パラダイムシフトの波」や「目覚め」をイメージさせることで、クライアントが人生の目的を見つけ、生き切るために全力を傾けることを象徴しています。
NOSIGNERによる説明はこちらHistory ウエイクアップの沿革
ウエイクアップは、日本における人材開発・組織開発のパイオニアの一つとして、
多くの企業で個人の成長やチーム/組織/企業の変容を支援してきました。
個々人や組織が本来持っている可能性に着目し、それを最大限に発揮することを支援する
そのユニークなアプローチを通じて、日本の人材開発・組織開発の進化にも貢献し続けています。
-
2000
May.榎本英剛 日本で初めてのCo-Active®コーチング基礎コースを開催
人の可能性を引き出す
コーチング、日本へ。株式会社ウエイクアップの前身であるCTI JAPAN創業者・榎本英剛。株式会社リクルートを退職後、米国サンフランシスコに留学し組織開発・変容学を学んでいた際に出会った「人の可能性を引き出す」Co-Activeコーチングに衝撃を受け、どうしても日本に導入したいとの思いから米国CTI創業者たちを動かし、2000年5月、日本で初めてのCo-Activeコーチング基礎コースを開催しました。そして2000年7月には米国CTIから正式にライセンスを取得し、同社の強力なバックアップのもとにCTI JAPANを設立。日本におけるコーチングの黎明期 を切り拓いていきます。
-
2008
Dec.株式会社ウエイクアップ設立
人と組織の変容を支える、
新たなステージづくり。米国CTIで生まれCRR(現CRR Global)として提供することとなったORSC®※1/システムコーチング®※2のプログラムは、家族やチーム、組織、社会まで広がるさまざまな「関係性」を扱うコーチングです。人に焦点を当てるCo-Activeコーチングとチームや組織の関係性に焦点を当てるシステムコーチングの両方を提供することで「人と組織が目覚める」コーチングが可能となります。その受け皿として株式会社ウエイクアップが設立され、CTI JAPANはその傘下に位置づけられることになりました。
※1 ORSC® : Organization and Relationship Systems Coachingの略
※2 システムコーチング® :「ORSC®」および「システムコーチング®」は、CRR GlobalおよびCRR Global Japanが所有する登録商標です。
-
2009
Jan.株式会社シーアールアール・ジャパン設立
組織が目覚めるコーチング、
ORSC®/システム
コーチング®を
日本へ。人と人の関係性に焦点を当てることで組織が目覚めるコーチング、ORSC/システムコーチングを日本の組織に提供すべくCRR JAPANが設立され、株式会社ウエイクアップの傘下に位置づけられました。チーム/組織といった「システム」の「関係性」という目に見えないものを扱うユニークなコーチングが日本にも導入され、さまざまな組織に広がっていきます。
-
2011
Dec.リーダーの「意識の進化」を促すアセスメントを導入。
リーダーの「意識の進化」を
促すアセスメントを導入。Co-Activeコーチングを企業でより導入・活用しやすくするため、リーダーシップのあり方を可視化できるアセスメントとして、The Leadership CircleTMを日本に導入しました。この360度フィードバックによるアセスメントはロバート・キーガン博士他の成人発達理論を土台に作られており、Co-Activeコーチングと組み合わせることで、リーダーの意識の進化を促すことができます。この段階で、株式会社ウエイクアップの傘下にCTI JAPAN/CRR JAPAN/The Leadership Circle JAPANが並び、「人と組織が目覚めるコーチング」を日本に広げていく基盤が形成されました。
-
2014
Oct.株式会社シーティーアイ・ジャパン、株式会社シーアールアール・ジャパン、
株式会社ザ・リーダーシップ・サークル・ジャパンを株式会社ウエイクアップへ統合人と組織が目覚めるために、
想いと知恵を、一つの力へ。人に焦点を当てるCo-Activeコーチングとチームや組織の関係性に焦点を当てるシステムコーチング、そしてリーダーの意識の進化を促すアセスメントの3つのユニークなアプローチをさらに統合して企業に提供すべく、3つの会社を株式会社ウエイクアップに統合しました。(その後の事業環境の変化の中、CRR JAPANは2019年6月にCRR Global Japan合同会社に事業譲渡、The Leadership Circle JAPANは2018年11月にThe Leadership Circleアジアパシフィックへ業務移管され、それぞれ株式会社ウエイクアップともビジネスパートナーとしてコラボレーションしながら、現在に至っています)
-
2016
Mar.協働コーチ体制、 始動
本質の対話を、
より広く届けるために。CTIでCo-Activeコーチングを学んだプロコーチ、CRRでシステムコーチングを学んだプロコーチから厳選されたメンバーと協働体制を築き、「協働コーチ」コミュニティを立ち上げました。本質の対話で人と組織が目覚めるコーチングをより広く日本の組織に広げていくとともに、相互研鑽を通してプロコーチとしてもさらに成長を目指すコミュニティが誕生しました。
-
2016
Oct.「みんなで幸せでい続ける経営」研究会(第0期)発足
関係者全員の
“しあわせ/Well-being”が、
経営の目的となる社会へ。短期的な業績や利益が過度に重視されるグローバル金融資本主義的な経営が、格差の問題や環境問題など様々な歪みを生み出しています。その流れを変えていきたい、そんな思いのもと、Co-Activeの考え方に共感していただいた前野教授(現・武蔵野大学ウェルビーイング学部長/慶應義塾大学名誉教授)とのコラボレーションで「みんなで幸せでい続ける経営」研究会が立ち上がりました。経営の目的を「関係者全員の"しあわせ/Well-being”」と定め、それを大企業が実践して成果を上げることで、「みんなで幸せでい続ける経営」が新たな経営の選択肢として世界に認知されることを目指し、取り組みが始まりました。
「みんなで幸せでい続ける経営」研究会について -
2018
Apr.会社全体の経営をマネジメントチーム体制から全員参加型のマネジメント体制に移行
一人ひとりが、
組織をつくる主役に。株式会社ウエイクアップとして傘下にあった3社の経営統合を進める中、「人と組織が目覚めるコーチング」を提供している会社として新たな組織運営にチャレンジしていくことへの機運が高まりました。そして「当事者意識と全体認識」というキーワードのもと、従来の伝統的なやり方...ピラミッド型組織で管理職が意思決定するマネジメント体制から、ティール組織やホラクラシーにも通じる全員参加型のマネジメント体制へ移行しました。現在も試行錯誤を重ねながら、一人ひとりの主体性/リーダーシップを尊重し、関係者と協働しながら意思決定していく新しい組織運営のあり方を模索しています。
-
2019
Jun.協働コーチ:組織変容®︎コーチ始動
組織が内側から
変わるためのサポーター
集団、誕生。CRR JAPANの独立にともなって、システムコーチの協働コーチコミュニティをリセットし、新たに組織変容®︎コーチとして再立ち上げしました。「外側から組織を変える」というニュアンスのある「組織開発」や「組織変革」ではなく、環境の変化に応じて組織が内側から自ら変わっていくことを支援したい、という想いを込めて「組織変容」という言葉を使っています。組織変容コーチは、ORSC/システムコーチングの知恵をベースに、関連するさまざまな知恵も組み合わせて、お客様の組織が目覚めるための支援を行っています。
-
2020
Jun.伴想人 始動(第0期オープンコース)
経営に寄り添う、
新たな対話のかたち。CTI JAPANでCo-Activeコーチングを学んだ卒業生のうち、日本のトップ企業で経営を担ってきた役員経験者たちが「次世代の経営を担う人をサポートし、より一層元気にしたい」との思いから集まって生まれたチームが「伴想人(ばんそうびと)」。日本の企業文化の刷新や柔軟な組織づくりには女性リーダーの存在が欠かせないと考え、Co-Activeコーチングの考え方を土台に、エグゼクティブ・メンター®としてのメンタリングや対話型ワークショップなどを組み合わせ、女性の企業幹部候補応援プロジェクトをスタートしました。
伴想人について -
2023
Dec.創立15周年を機に、
パーパス「カオスを超えて、本質へ」策定節目に立ち、
これから進むべき道を
全員参加で紡ぎ出す。株式会社ウエイクアップは2023年12月に創立15周年を迎えました。この節目の年にあたり、今後会社として進むべき道として、特に「お客さまにどんな価値を提供したいのか?」にフォーカスを当てたパーパスを策定しました。策定にあたっては、「人と組織が目覚めるコーチング」を提供している会社だからこそ、自社においても徹底的に対話することを重視しました。経営陣や一部の事務局だけでなく、まさに全員参加で何回も対話し、身体感覚もぶつけ合って、まるで宇宙のビッグバンのように新たなパーパスが生み出されました。