ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン、
毎週木曜担当の斎藤豊です。
2020年をリモートワーク元年とするならば、
2021年はリモートワーク定着年、でしょうか。
年末年始の新聞紙面等見ていると、
・2020年にどれだけ郊外移住が進んだか
・リモートワークの浸透度
・東京以外に本社移転した企業のケース
などが目に付きました。
私たちウエイクアップも昨年春から
顧客ヒアリングを行い、企業で働く方々の
実態を聞かせて頂きました。
個人的に、リモートワーク定着年にするための
課題は以下の三点です。
1.デジタルツールの習熟度
どうやら、
「出社を増やそう」
「対面じゃないと様子が分からない」
「対面じゃないとクリエイティブな会議は出来ない」
と言っている人の多くはデジタル不得意 and/or シニア層。
それに付き合わされる若手層はかわいそうです。
決して年齢とは思いませんが、これを機会に
マネジメント層の若返り化を進めるのもいいでしょう。
2.物理的環境
どうやら、
ダイニングの隅っこで家族に「静かに!」と言いながら、
もしくは子供の小さい机とイスを使って、
という方が多いようです。
また、マンションなどの集合住宅の場合、個別に光が引けず
ネット速度も遅いという方も多いようです。
(集合住宅はベストエフォート型&部屋数があるので)
3.人間関係
どうやら、
リモートワークが増える前からチームマネジメントの
意識があった方はさほど難しくなくできているものの、
「机を並べているからチームだ」と思っていた方々は
チームマネジメント、人間関係に苦労しているようです。
さらには、
家庭内の人間関係をしっかり築いていたかどうかも
自宅での仕事を円滑に進める上で非常に重要です。
「そろそろ出社したら」と家を出された人も多いとか。
リモートワークがさらに増え、日常になる方向です。
弊社はデジタルツールの提供や物理的環境改善の
お力にはなれませんが、コミュニケーションの改善は
得意分野です。お気軽にご相談ください。
おまけ1
自分自身は、10ヶ月間一度も出社していません。
やればできる。Enjoy Staying Home!
おまけ2
2020年はキャッシュレス元年、という声もありました。
しかしスーパーのレジなどに並んでいると、
未だ現金派が半数以上(個人的観測)。
この状況でキャッシュレス化が進まなければ、
残念ながら日本はずっと現金派のままですね。