「カオスを超えて、本質へ」〜パーパスと私〜 Vol.10

こんにちは、ウエイクアップの
山川広美です。
法人営業と組織変容コーチの役割を担っています。

「カオスを超えて、本質へ」私たちウエイクアップのパーパスは
今はとても気に入っていて、体の中にあると感じていますが、
実は出会った時はそうでもなかったのです。

パーパスを作るプロセスで何度かワークショップがあり
私も参加していました。
「カオス」というキーワードが出てきた時
正直に感じたことは「みんなこのキーワード好きだよねー」
ニュアンスとしては少し、批判的。

ウエイクアップのメンバーは忌憚のない意見やフィードバックを
正直にすることが多いので、さまざまな場面で「カオス」が起きます。
そのカオスに巻き込まれた立場としては混乱もあるし、悲しさや
怒りが出てくることもあります。
まさに「カオス」のキーワードを見て、私はカオスに陥っていました。

「カオス」ってウエイクアップの中では通じるけど、
外に出しちゃっていいの?

でも、そこに止まっていたら
先に進まないのですよね。
それが「超えて」という言葉に表されていると思っています。

そんな混乱しているパーパスを作るプロセスで
私には光に見えたのが「本質」でした。
本質は私も出していたキーワードですが、それを先に表に出そうと
思うがあまり「カオス」を見てカオスになっていたのだと
今では思います。

そして、決まってみて
「カオスの中だからこそ光が見える」と感じ、組織のパーパスであると
同時に自分自身のパーパスでもあるなと思っています。

ここまで平凡に生きてきたつもりですが、
人生で何度かあれはカオスだったなという時がありました。

すぐに思い出すのは
20年ほど前Co-Activeコーチングには出会っていない頃、
夫があまり目的もなく「会社を辞めたい」と言い出した時です。
私が最初に思ったのは、
まだ家のローンも残っているし、その後どうするの?
私の生活どうなるの?
自分のこと、経済的なことしか考えていない
その時の自分自身は今思い出すと、とても情けなくなります。

そこからの数年は私の中にはいつも不安がありましたが、
それもきっかけの一つとなりコーチングに出会い、
私と私の家族の生きる目的を考えるようになりました。

結局、夫は定年を待たずにサラリーマンを卒業することを決め
今はのんびり(?)と農業をしています。
私が家族と超えたカオスの本質は穏やかな日常ですが、
これから先まだまだ何が起こるかわかりません。
その時も、超えた先の本質を探したいと思っています。

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