多様性と協働

ウエイクアップの安木千夏(サマー)です。

CTIのコーチングコースのリードを
担当しています。

コロナを経てますます多様な働き方が
増えているのを、皆さんも日常的に、
肌感覚としても感じているのでは
ないでしょうか?

複業をしているため
どれがメインなのかわからない、
なんて方ももう珍しくはないですね。

働き方が多様になってくるとお互いの
前提や目的、コミットメントの高さも
バラバラな所から始まることも
多々あると思います。
そんな時代にこそ多様性の中で人と
関係を創りながら協働していくための
智慧がたくさん詰まっているCo-Activeが
役に立つと実感しています。

私は今、コーチ(CPCC)仲間と一緒に
「マタニティリープ」という活動をしています。

これは私にとって、自分の人生の目的を
どう表現していくのか?と探求している
クエストのひとつです。
(※「人生の目的」はCTIのコーチングコースで、
「クエスト」はリーダーシッププログラムで
ご紹介しています)

とはいえママでありプロコーチである、
という以外は個々の今を取り巻く環境も
活動への背景も価値観もペースもバラバラ。
それぞれに他での仕事をいくつも並行しています。
私も3人の子育てをしながらこの活動に
どう関わっていきたいのかを
模索し続けてきた数年間です。

「私の自分へのビジョンは?」
「今大事にしたいものを大事にできているのか?」
「何にyesといって何にnoと言っているのか」
常に自分に問いかけながらやってきた過程には
「もう辞めます!」と宣言したことも。
自分に素直にいようとすることで起こる
カオスの中にいました。

それでも今も想いを持って
この活動を続けているのは
私たちの中にあるCo-Activeという
土台があるから。
Co-Active道場か?というくらい
Co-Activeを実践する場になっていますが、
今日は多様性の中で協働していく中で
とても役に立っているな、と
実感していることの中から2つ
ご紹介したいと思います。

ひとつ目は「合意事項」を作る、です。

CTIのコースの中でも皆で合意をする
ところから場の器を作っていきます。
マタニティリープの今いまの合意を一部
ご紹介すると

  • 違和感は早めに出す。
  • できなくてもずうずうしくいる(できないから言わないは無し)
  • スケジュールを守ることは大事にしつつ、うまくいかないこともネタにする(楽しむ)
  • (時間の取りやすい人は)コミットメントの意識をソフトにする
  • ちゃぶ台返しもOK!

何度もお互いの本音を出すことで
少しずつ形になってきた合意です。
そして本音で対話を続けることで
この合意は変わり続けます。

もうひとつは「意図を合わせる」です。

子育て期という混沌の中でも
想いを寄せて集まったメンバーです。
それぞれがここに出せる時間も
エネルギーも全く違う中で、
無理にペースを合わせるのではなく
お互いの意図を合わせていくことに
注力しています。
ここでやりたいことはなんなのか?
どんな世界を見るためにやっているのか?

ここが合っていることで
お互いへの信頼が高まります。

そしてその信頼が
「自分が今ここに出せるベストは自分で決める」
ということを可能にしてくれます。
ここがブレると
純粋な喜びから協働できない、というのが
私の数々の失敗からの学びです。

Co-Activeに出会う前の私であったら、
コミットして常に
皆にペースを合わせていくor辞める
の、2者択一だったと思うのです。
どちらでもない中間に居続けることは
居心地の悪さを伴うこともありますが、
その中間の中でも右往左往しながら
そこにステイし続けられているのは
この2つがあるからなのです。

中間に居続けること。
それは私にとって多様性の中で協働する
とはどういうことか?を実験すること
でもあります。
自分の人生の目的を表現する場として
関わりたいだけ関わる、
やりたいことをやりたい分だけやる、
応援して応援される、そんな働き方を
模索できる場・人を増やしたい、という
思いがあります。

そんな世界を見るために今日も
Co-Activeと共に大実験は続きます!

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